国の指定史跡となっている堺旧港のシンボル、旧堺燈台。現在、通常時のライトアップを実施していませんが、期間限定でライトアップされることがあります。ここ数年は海の日~7月31日までの実施となっているようです。忙しい時期と重なり、ずっとタイミングを逃していたのですが今回ようやく撮影することができました。
日が落ちると灯が入り、徐々にシルエットが浮かび上がっていきます。
日没後なので少し分かりづらいですが、バックの日本ノボパン工場壁面に壁画「浪漫やさかい~時代を越えて通じるロマン~」が描かれています。
旧堺燈台は日本最古の木造洋式灯台(高さ11.3m)とされています。
通常時は静かな時間が流れる堺旧港。灯台がライトアップされるとより洗練された素晴らしい空間に変わっていました。確かに期間限定で希少性は高まるのですが、望むらくは常時ライトアップの実施だと思います。せっかくのシンボルを最大限に活かせていない現状が、堺市の中途半端な観光行政を物語っているような気がします。