堺泉北臨海工業地帯の夜景シリーズ、第8回目は築港浜寺西町です。
前回紹介した高石市高砂の工場群を抜け、埋立地の北東端あたりまで進むと視界の開けた場所があります。そこから対岸の東燃ゼネラル石油堺工場や三井化学大阪工場を見ることができます。一般道路沿いなので立入りは問題ありません。
左が東燃ゼネラル石油堺工場、右が大阪ガス泉北製造所第一工場です。プラント中心だった浜寺公園側とは違い、主に備蓄タンク群の様子を見ることができます。
ここからは望遠写真で見ていきます。まずは少し北側に見える関西電力堺港発電所の煙突群。原発停止の影響で火力発電はフル稼働を強いられているようです。
東燃ゼネラル石油堺工場。煙突から立ち上る煙、炎、蒸気など、工場夜景を象徴する要素が詰まっています。工場夜景には独特の色があって、とても綺麗です。
大阪ガス泉北製造所第一工場。左の巨大なLNGタンクが目立ちます。
三井化学大阪工場。立ち上る煙、怪しく光るプラントやタンク群の夜景は、まるでSF映画に出てくる未来都市のような景観です。ここは一見の価値があります。
三井化学大阪工場。何の設備かは知りませんが、いかにも工場という感じです。
以上、久しぶりの工場夜景でした。築港浜寺西町は工業地帯の広大なパノラマ夜景が楽しめる素晴らしいスポットです。もしかしたら堺泉北臨海工業地帯のベストスポットかもしれません。ただし距離的に徒歩でのアクセスは厳しいので、何らかの移動手段が必要です。工場夜景に興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
一応これで堺泉北臨海工業地帯シリーズは完結となりそうですが、引き続きスポット情報はお待ちしております。ここぞという場所がありましたら、ぜひお寄せ下さい。