約10日ぶりの更新になりました。最低限、週1回のブログ更新はしたいと思っているのですが、仕事に追われていると中々気力が続かないもので・・・。ほとんど毎日のように更新されているブロガーの方々は本当に尊敬してしまいます。
さて今回は近鉄大阪線のターミナル、大阪上本町駅のレポートです。阪神なんば線の開通と同時に「上本町駅」から「大阪上本町駅」へと名称が変更されました。大阪では上六(うえろく)という略称の方が親しまれています。近鉄の拠点といえば阿倍野というイメージを持たれていますが、本社は創業当時から上本町にあります。
上本町ターミナルの全景です。右側が近鉄百貨店、左側がシェラトン都ホテル大阪です。1階部分および地下がホームになっています。既に名阪を結ぶ近鉄特急のターミナル機能は大阪難波駅に移っている感がありますが、百貨店が併設された大型の駅舎や櫛形7面6線のホーム構造は大阪でも屈指の規模であり、また周辺の街並みも非常に洗練されていて、地方から来られた方を案内すると驚かれることが多いです。
シェラトン都ホテル大阪です。1985年開業、2007年にスターウッドホテルのシェラトンブランドとしてリニューアルオープンしました。昔から大阪でもステータスの高いホテルの一つとして知られています。国際級ホテルがあるというのは街の格を上げるという意味で非常に重要です。
現在、近鉄劇場跡地に建設が進んでいる上本町駅南複合ビル(仮称)の完成予想図です。難波から「新歌舞伎座」が移転し、オフィス、商業施設からなる大型複合ビル(高さ約60m)が建設されます。商業施設は阿倍野における「Hoop」のような位置付けになると思われますので、上本町周辺の活性化に非常に貢献するものと考えられます。
上本町駅南複合ビルの建設中の様子です。近鉄劇場が閉鎖された後、上本町から演劇文化の灯が消えかけていましたが、今新たな文化の発信拠点が生まれようとしています。
今回はターミナル近辺を取り上げましたが、その周辺では大規模な区画整備が進んでいます。次回は高層マンション開発を含めた周辺地区のレポートを掲載します。