茶屋町東地区第1種市街地再開発は、2005年にオープンしたNU chayamachi(ヌー茶屋町)に続く大規模な再開発事業で、超高層タワーレジデンス ジオ・グランデ梅田の低層部に商業施設、分棟として専門学校やオフィス等が整備中です。
2011年4月29日にはメインとなる商業施設、NU chayamachiプラス(ヌー茶屋町プラス)が開業する予定です。全国初、関西初出店を含む23店がオープンし、既存の店舗と合わせて100店舗クラスの大型商業施設となります。これによって長年待ち望まれていた茶屋町の再開発がようやく一段落します。
NU chayamachiからNU chayamachiプラスの入り口が見えます。姿が見えることによって更に奥行きがあるように感じます。阿倍野のHoopとandのような関係。
NU chayamachiプラスの正面です。横方向への広がりを感じさせるデザイン。梅田では建物を上へ上へ伸ばすというパターンが多いのですが、ゆとりのある繁華街を作るという意味では、こういった路面店風な建築の方が好ましいです。
茶屋町西地区と東地区の間に設けられた道路。専門学校の壁面には街頭ビジョンも設置され、かなり良い雰囲気になりました。これが新しい阪急村の全体像です。
美容とブライダルの専門学校 BEL・COMです。正式名称はベルェベルビューティコミュニケーション専門学校。近代建築のようなファサードを取り入れています。
敷地北側から見たNU chayamachiプラス。どこか表参道のような空気を感じます。これまでの雑多な印象からは想像も出来ないような変貌ぶりです。心斎橋のように茶屋町のネームバリューも更に上がって欲しいものです。
高層マンション、ジオ・グランデ梅田を含めた再開発地区の様子です。31階建て、高さ113.89mのシンプルなタワーが茶屋町の新たなランドマークに。
ジオ・グランデ梅田 その2。やはり都心にはベランダを隠すようなデザインのマンションが望ましいです。そういえばこの辺り電線地中化の計画はあるのでしょうか。
4月19日には大丸梅田店が全館グランドオープン、4月26日にはあべのキューズモール、4月29日には本記事のNU chayamachiプラス、そして5月4日には大阪ステーションシティのJR大阪三越伊勢丹とLucua(ルクア)が開業します。
メディアでは大阪春の陣とも言われる2011年の開業ラッシュ。日本全体を覆う重苦しい空気を大阪から吹き飛ばすくらいの勢いで盛り上がって欲しいものです。現在の関西、大阪にはそういった役割が求められていると思います。