2021年10月8日、大阪梅田ツインタワーズ・サウスの阪神梅田本店2期棟部分が先行オープンしました。2018年4月の1期棟開業から実に約3年半の歳月が流れたことになります。今回の先行オープンにより総売場面積は47,000㎡へと大幅に拡大、ここからさらに拡張工事が進み、2022年春には総売場面積53,000㎡の巨艦店となる予定です。
早速ですが開業当日の外観及び内観の夜景を写真で紹介します。
阪急阪神連絡デッキから見る大阪梅田ツインタワーズ・サウスの全景。横幅の広い低層部の右側半分が今回先行オープンした阪神梅田本店の2期棟部分となります。
阪神梅田本店の全景。2期棟を合わせると全長約300mとなり、これは西武池袋本店や福岡三越と並ぶ規模です。
JR大阪駅のスカイウォークから見る大阪梅田ツインタワーズ・サウスの全景。高層部に窓明かりが点灯して稼働しているように見えますが、現在は工事用の照明となっています。
スカイウォークから見る阪神梅田本店の2期棟部分。窓ガラスがあるのは1~2階と9階の一部のみです。
阪神梅田本店の西側。歩道や公開空地はまだ工事中。左側に阪急うめだ本店の入る大阪梅田ツインタワーズ・ノース。
阪神梅田本店2期棟の西側エントランス。先行オープン時は出口専用となっていました。
百貨店のファサードから歩道側へ光が漏れ出ることで街並みが明るくなりました。
阪急阪神連絡デッキ側のエントランス。先行オープン時はフロア別に入口が分けられていました。
地下2階 阪神バル横丁の様子。飲食フロアを地下1階~2階、1階、9階の4層に展開し、「食の阪神」をアピール。
9階 梅田フードホールの様子。大型ショッピングモールのフードコートとグランフロント大阪北館のうめきたフロアの中間のようなイメージ。気軽に立ち寄れるお手軽さと、百貨店ならではの高級感を見事に両立しています。
9階エスカレーター脇にある展望窓。外装パネルの構造上、少し見づらいですがJR大阪駅方面の眺望が広がります。
9階西側エレベーターホール横の展望窓。こちらも外装パネルが視界の妨げになっています。
展望窓からの夜景。手前にJR大阪駅御堂筋南口や阪急阪神連絡デッキ。北側にJR線の高架を挟んでヨドバシ梅田、その先に茶屋町~中津方面のビル群が見えます。このように写真で切り取ると中々良い展望スポットかもしれません。
2棟のビルの敷地を道路上空を跨いで一体化するという特殊な構造、また部分的に百貨店の営業を継続しながら建て替えるという事情もあり、非常に時間のかかる再開発工事となっていましたが、ようやく百貨店部分の先行オープンという日の目を見ることができました。立て続けに行われる再開発により梅田を取り巻く商業施設間の競争は激化していますが、阪急うめだ本店や大丸梅田店と共に、在阪老舗百貨店の底力を見せて欲しいと思います。