水都大阪の象徴である中之島エリアに建つ中之島フェスティバルシティ。2012年11月に東地区の中之島フェスティバルタワーが竣工、2017年3月には西地区に中之島フェスティバルタワー･ウエストが竣工し、高さ約200mの超高層ツインタワーが完成しました。今回は中之島フェスティバルタワー･ウエストの高層階に入るヒルトングループ最上級ブランドのラグジュアリーホテル、コンラッド大阪からの夜景を紹介します。
コンラッド大阪の入る中之島フェスティバルタワー･ウエスト。四つ橋筋を挟んで建つ中之島フェスティバルタワーとは異なり、低層部から高層部までストレートな外観の超高層ビルとなっています。
ホテル客室は33階～37階の5フロア。38階より上はレストランや宴会場、スパ&フィットネス、プール、会議室等があります。オフィスフロアとはマリオン(垂直部材)のデザインが異なり、ホテル部分との区切りがはっきりと分かります。
まずはホテルフロントのある最上階(40階)ロビーから。宿泊者が客室へ向かう際に必ず通る場所で、オープニングから大阪都心の広大なパノラマに圧倒されます。ロビーにはレストランのみの利用でも立ち寄ることができます。
ロビーは38階～40階の3層吹き抜け構造となっており、高さ15mはありそうなガラスの壁が大迫力です。
照明の雰囲気も高級感があるロビーの様子。38階～40階を行き来できる螺旋状の大階段があります。
ロビーから見る西方向の夕景。遠くには六甲山や大阪ベイエリアが見えます。手前の高層ビルはシーザー･ペリ設計の中之島三井ビル(高さ140m)。中央の黄色くライトアップされた高層ビルは関電ビルディング(高さ195m)。
ロビーから見る南西方向の夕景。西区や港区方面のパノラマが広がります。
ロビーから見る大阪都心方面の夜景。土佐堀川が肥後橋付近でカーブするので独特な地形になっています。
肥後橋交差点を俯瞰。大同生命大阪本社ビル(高さ88m)とアパホテル大阪肥後橋駅前(高さ106m)を悠々と見下ろせます。
本町方面にズーム。中央に西船場ジャンクション。その先の明るく輝いている場所が心斎橋～難波の繁華街です。
あべのハルカス(高さ300m)と通天閣(高さ103m)。光源がボヤケているのは窓ガラスのフィルムによるもの。
客室(プレミアムビュールーム)から見る梅田方面の夜景。堂島川に沿うように走る阪神高速池田線の向こうに超高層ビル群が広がる。まさに梅田エリアの街並みを手中に収めるダイナミックな眺望です。
梅田の超高層ビル群全景。四つ橋筋を中心としたバランスの良い構図だと思います。
再開発が続くJR大阪駅周辺の夜景。建設中のビルは大阪梅田ツインタワーズ･サウス(高さ188m)。
西梅田の夜景。独特の塔屋を持った中央のビルはハービスOSAKA(高さ189m)。ザ･リッツカールトン大阪が入っています。
阪神高速池田線と四つ橋筋のクロスポイント。右側のビルはアクア堂島NBFタワー(高さ87m)。
堂島地区を回りこむようにカーブを描く阪神高速池田線。写真の中央ではフォーシーズンズホテルが入るONE DOJIMA PROJECT(高さ195m)が建設中。完成すればコンラッド大阪からの眺望にも大きく影響を与えそうです。
阪神高速池田線と四つ橋筋を俯瞰。
最後にコンラッド大阪からの夜景動画を制作しました。ロビーと客室からの夜景を余すところなく収録した4K映像となっておりますので、ぜひ大都会の眺望を大画面テレビ等で楽しんで頂ければ幸いです。
以上、コンラッド大阪からの夜景でした。さすが大阪の中心部に建つ超高層ホテルだけあって非常に素晴らしい眺めを堪能できます。高層ビル群に囲まれた都会の夜景が好きな人にとっては、高さで勝るあべのハルカスや大阪府咲洲庁舎の展望台よりも満足度が高いかもしれません。
上述の通り、南側と西側はロビーからでも見ることができますので、眺望目的で宿泊される際は北側と南側に限定されたプレミアムビュールームを指定し、かつ北側の部屋を希望すると良いと思います。
その他の動画をまとめて見たい方はこちらへ→ 大阪の夜景動画チャンネル
