難波の新スポット エディオンなんば本店の夜景

2019年6月7日、南海なんば駅前にエディオンなんば本店が開業しました。場所は1995年に閉校した精華小学校の跡地で、2013年にプロポーザル方式による土地の売却が決まりましたが、落札業者の資金トラブルがあったり、卒業生らによる昭和初期の貴重な建物の保存運動が行われるなど、再開発の進捗には紆余曲折がありました。最終的にはエディオンによるビルの一棟借りとなり、地上9階建て、高さ59.4m、売場面積15,539㎡の再開発ビルが完成しました。

エディオンなんば本店 外観 夜景
エディオンなんば本店の外観。この付近にあった建物上の広告看板が大幅に整理され、すっきりとした景観になりました。

エディオンなんば本店 エントランス前 夜景
南海なんば駅前に面した土地を買収することで、交差点からダイレクトに店舗へと人々を導くことが可能となりました。

エディオンなんば本店 エントランス 夜景
エディオンなんば本店の入口。家電量販店とは思えないほど洗練されています。

エディオンなんば本店 大型有機ELディスプレイ
来場者を出迎えるLG製の曲面有機ELディスプレイ。その美しさと迫力に圧倒されます。

エディオンなんば本店 広場 夜景
建物が弧を描く部分には公開空地として広場が整備されています。

エディオンなんば本店 外観 夜景2
広場からエディオンなんば本店を見上げる。窓ガラスから漏れ出る光が綺麗です。

エディオンなんば本店 精華小学校の再現部分
精華通り側の壁面には旧精華小学校の外観が再現されており、建物内にはメモリアルルームも整備されています。

エディオンなんば本店 精華小学校の記念碑
精華小学校の記念碑。

難波 精華通り 夜景
再開発ビルが建つことで精華通りも以前のような猥雑さが無くなりました。

エディオンなんば本店 戎橋筋商店街側入口
戎橋筋商店街側に設けられたエントランス。かなり狭いですがこれだけでも客足が大きく変わりそうです。

エディオンなんば本店からの夜景 南海難波駅前
エディオンなんば本店の8階、7階、5階に景色が見える場所があり、南海なんば駅前を俯瞰できます。

エディオンなんば本店からの夜景 南海ビルディング(高島屋大阪店)
南海ビルディングの全景を撮影。1932年竣工、久野節設計の重厚な近代建築は難波の顔的存在となっています。

以上、エディオンなんば本店の夜景でした。店内はヨドバシ梅田のような品揃え重視路線ではなく体験型ショールーム的なフロア構成となっており、最上階には各地の名店を集結させたなんばラーメン一座があります。また再開発ビルが開業することで繁華街の導線が広がり、回遊性が非常に高まった印象があります。インバウンドによる観光需要を取り込むことで、かなりの集客を期待できるのではないでしょうか。