阪神百貨店本店の入る大阪神ビルとその南側に隣接する新阪急ビルを一体的に建て替える(仮称)梅田1丁目1番地計画ビル、およびJR大阪駅南側広場で整備中のスカイウォーク(歩道橋)の建設状況です。
梅田1丁目1番地計画ビルの完成予想図(公式発表資料より)。規模は地上38階建て、高さ188.9m、延床面積257,000㎡。低層部は阪神百貨店、高層部はオフィス。
立面図(大阪市資料より)。両ビル間の市道を跨ぐ構造とすることで完全に一体化させることが可能となりました。高層部は側面から見るとスリムです。
工事施工計画(公式発表資料より)。1期工事(新阪急ビルと大阪神ビル東側)~2期工事(大阪神ビル西側)と玉突きで進行していきます。完成は2022年を予定。
2016年7月上旬の建設状況です。左側の新阪急ビル部分が2階程度まで組み上がっています。右側の大阪神ビル東側では基礎部分の工事が進んでいるようです。
新阪急ビル部分の様子。タワークレーンが稼働して工事が本格化してきました。
大阪神ビル東側(1期)の様子。1期工事の完成は2018年春頃を予定しています。
新阪急ビルと大阪神ビルの間の道路(広路5大阪駅前線支線2号線)。ここを跨ぐ形で新ビルが建設されます。規制緩和により道路の上空利用が認められたケース。
大阪駅南口の様子。左側が現在、阪神百貨店として営業している大阪神ビル。右側のJR大阪駅前では地下道改良事業とスカイウォークの工事が進行中。
サウスゲートビルと歩道橋を繋ぐスカイウォークのイメージ。(現地掲示物より)
梅田新歩道橋から見たスカイウォーク工事の様子。バスターミナルも整備中。
サウスゲートビルとの接続部。この写真の突き当りからスカイウォークに繋がります。
大阪ステーションシティ、グランフロント大阪の大工事が落ち着いたかと思えば、今度は大阪駅南側が騒がしくなってきたという、本当に梅田エリアは再開発の落ち着く暇がないという感じです。さらに大阪駅南側では大阪中央郵便局跡地の再開発も計画されていますので、しばらくは目が離せない状況になりそうです。