難波エリアの再開発状況です。梅田や阿倍野と比べると大きな変化がないエリアではありますが、南海難波ターミナルを中心に少しずつ動きが見えてきました。
南海なんば駅前の様子。南海ターミナルビル再生計画によって美装化された南海ターミナルビル(高島屋大阪店)。背後にはスイスホテル南海大阪。
以前、大阪府市統合本部が駅前のロータリーを廃止して広場を整備する案を出していましたが今のところ動きはありません。実現すればかなり魅力的だと思います。
西側に回ると、新南海会館ビル(仮称)のクレーンが見えてきます。
なんばパークス方面へと続く歩道の様子。頭上まで厳重に防護されています。
南側、パークスとの接続部分には歩行者デッキと広場が整備される予定です。
パークスガーデンから見る新南海会館ビル(仮称)の工事風景。写真の真正面に伸びていきます。ここからの景観も大きく変貌するのではないでしょうか。
新南海会館ビル(仮称)の完成予想図。地上30階建て、高さ150m、2018年9月竣工予定。スイスホテル、パークスタワーとほぼ同じ高さなのは賛否が分かれそう。
計画では地下1階~6階が商業・金融サービス、7~8階がMICE施設(コンベンションセンター)、9階・地下2階がメディカルセンター、10~11階がスカイロビー、13~30階がオフィスとなる予定です。展望台を期待していたのですが、やはり難しいですね。
上本町YUFURAに移転した大阪新歌舞伎座の跡地で勧められている(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事の様子。地上19階建て、高さ85.85m、2019年7月竣工予定。
(仮称)ベルコ難波ホテル 新築工事の立面図。旧大阪新歌舞伎座のファサードを継承するという外観が見て取れます。塔屋にまで和のテイストを取り入れた高層建築ということで、完成すれば海外からも注目を集めるのではないでしょうか。
土地の売却以降、何かと不穏な情報が流れてくる精華小学校跡地の様子。
このように全く動きはありません。周囲のビルの退去が進んでいたので、一体開発に向けて動いていたのかと思いきや、また店舗が再入居している状況です。このままだとフェスティバルゲート跡地と同じような未来が待っているかもしれません。
精華小学校跡地、38階建てを想定した(仮称)難波駅前ビルのイメージ。
JR難波駅のルネッサなんば再開発地区に建つなんばセントラルプラザ リバーガーデン。地上25階建て、高さ76.6m、2015年9月完成。写真では2棟に見えますが、間に22階建ての1棟を挟んでおり、全3棟構成の巨大マンション(総戸数553戸)です。
周囲にはタワーマンションが林立しており、まるで壁のような風景です。
オリックス本町ビルから見る難波方面。今後、新南海会館ビルやベルコ難波ホテルが徐々に見えてくると思います。後ろに見えるあべのハルカスのような、インパクトのある大型プロジェクトがそろそろ難波にも出てきて欲しいところです。