大阪市西区の再開発(千代崎~堀江~新町) 2016年2月

近年、都心回帰によって人口が急増している大阪市西区の再開発状況です。京セラドーム大阪が立地する千代崎地区では商業施設の集積が進み、難波・心斎橋地区に隣接する南堀江~北堀江~新町地区では高層マンションの開発が進んでいます。

京セラドーム大阪 2016年2月
オリックス・バファローズの本拠地、京セラドーム大阪。1997年の完成以来、野球だけではなく関西の大型イベントには欠かせない存在になっています。

hu+gMUSEUM ハグミュージアム 2016年2月 01
2015年、京セラドーム大阪の南東側にオープンした大阪ガスのhu+gMUSEUM(ハグミュージアム)。この地で発祥した同社の情報発信拠点と位置付けられています。

hu+gMUSEUM ハグミュージアム 2016年2月 02
hu+gMUSEUMと南側に隣接するスーパービバホーム大阪ドームシティ店。手前にはイオンモール大阪ドームシティが建ち、一帯の商業集積が進んでいます。

木津川と堀江方面 2016年2月
千代崎地区から見る堀江方面。右側の水門で木津川と道頓堀川が合流します。

堀江の高層マンション群 2016年2月
南堀江地区のタワーマンション群。左からヴィークタワー南堀江(32階建て、高さ118.4m、2010年完成)、ドゥーシェ南堀江(25階建て、高さ85.28m、2009年完成)、ジオタワー南堀江(35階建て、高さ118.85m、2016年3月完成予定)です。

ジオタワー南堀江 2016年2月
南堀江4丁目の南堀江団地跡地に建設中のジオタワー南堀江。高層部の外観は完成しており、撮影時は低層部の商業施設?の工事が進んでいました。

エルザグレース堀江タワー 2016年2月
南堀江1丁目の大野記念病院そばに建つエルザグレース堀江タワー。地上38階建て、高さ136.2m、2007年完成。道頓堀川沿いで非常に目立つランドマークです。

ブランズタワー南堀江 2016年2月
南堀江1丁目、湊町リバープレイスの北側に建つブランズタワー南堀江。地上35階建て、高さ121.7m、2014年完成。東急不動産のブランズシリーズとしては大阪市内初のタワー物件でした。手前、道頓堀川沿いの商業施設はキャナルテラス堀江

住友倉庫 南堀江A地区複合施設計画 2016年2月
キャナルテラス堀江の北側、住友倉庫による南堀江A地区複合施設計画の建設予定地。施設の規模は地上31階建て、高さ120m。当初は2012年の完成予定でしたが未だ動きはありません。現在は2016年度中の着工を目指しているようです。

住友倉庫 南堀江A地区複合施設計画 完成予想図
以前に公表されていた南堀江A地区複合施設計画の完成予想図。1~7階に商業施設。8~22階がホテル、23~31階がマンションという、文字通りの複合ビルです。

シティタワー堀江 2016年2月
堀江エリアのタワーマンションの先駆けとなったシティタワー堀江。地上32階建て、高さ100m、2005年完成。ここから南堀江へと再開発が波及していきました。

なにわ筋 西大橋交差点 2016年2月
なにわ筋、北堀江から長堀通りを北へ渡り新町地区へ。

大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー 2016年2月
大阪厚生年金会館の跡地に完成した大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー。地上53階建て、高さ189.55m、2015年3月竣工。総戸数874戸の超巨大マンションです。旧大阪厚生年金会館大ホールはオリックス劇場としてリニューアルされました。

プレミストタワー大阪新町ローレルコート 2016年2月
ザ・サンクタスタワーの南西側、なにわ筋を挟んだ場所で建設中のプレミストタワー大阪新町ローレルコート。地上38階建て、高さ131.1m、2018年1月竣工予定。北側にはなにわ筋SIAビル(19階建て、高さ85m、1990年完成)が隣接しています。

プレミストタワー大阪新町ローレルコート 完成予想図
プレミストタワー大阪新町ローレルコートの完成予想図。大和ハウス工業のブランド、プレミストと近鉄不動産のブランド、ローレルを組み合わせた名称です。

新町地区の高層マンション群 2016年2月
オリックス本町ビルから高層マンションが密集する新町地区を眺める。やはりザ・サンクタスタワーの高さと存在感は群を抜いています。左隣にはライオンズマンション大阪スカイタワー(35階建て、高さ123.3m、2004年完成)、サンクタスタワー心斎橋ミラノ・グランデ(33階建て、高さ105.05m、2006年完成)、右隣にはベルファース大阪新町(25階建て、高さ82.5m、2008年完成)が建っています。将来は上記のプレミストタワー大阪新町ローレルコートも見えるようになると思います。