阪急梅田駅東側で大阪市が進める2.2haの茶屋町地区地区計画。そのA-1地区にあたるヤンマーグループ新本社ビルの着工が発表されました。
茶屋町地区地区計画の配置図。ヤンマー新本社ビルはA-1地区。A-2地区は大阪工業大学などを運営する常翔学園が落札し、教育関連施設の建設を計画しています。A-3地区(阪急イングス館跡地)には梅田OPA(仮称)の出店が発表されたので、しばらくは現状のビルがそのまま利用される模様。B-1、B-2地区の動きはありません。
ヤンマーグループ新本社ビルの完成予想パース1(公式発表資料より)
ヤンマーグループ新本社ビルの完成予想パース2(財経新聞より)
取り壊し前の旧本社ビルです。1階にはベネトンメガストアが入居していました。
規模は地上12階建て、延べ床面積21,000㎡、2014年10月の完成予定となっています。高さは発表されていませんが、パースを見る限り60m~70m程度になりそう。地下2階~地上4階は商業フロアになるとのことで、隣接する阪急イングス館跡地に入居する梅田OPA(仮称)と供に、茶屋町地区の更なる活性化が期待できます。
ヤンマーグループの象徴である船の舳先をイメージしたという新ビルのデザインも面白いです。パースでは公開空地が緑化されている様子や12m幅に拡幅される東西道路も描かれており、今後進んでいく再開発への期待が高まっていきそうです。雑多な街並みが目立つ茶屋町も数年後には景観が一変しているかもしれませんね。