大阪大林ビル1階ロビーに「GALLERY O」という展示スペースがあります。大阪における大林組の主要プロジェクトを紹介するという趣旨で、巨大な大阪都心部の模型など魅力あるコンテンツが展示されており、都市開発ファンには必見の内容です。
GALLERY Oは大阪都心部から広がる関西エリアにおけるさまざまなプロジェクトを通して、新たな時代をリードする「都市・建築・空間」の魅力を創造する大林組の取組みを人々に発信する場です。都心を含む広範囲の模型により都市再生の今を表現するとともに、大林組による設計及び施工プロジェクトや最新技術を映像やパネルで紹介し、また定期的に展示内容を改訂することでタイムリーな情報を継続的に発信してまいります。(公式パンフレットより)
GALLERY O (OSAKA OBAYASHI OPEN-NETWORK)のロゴ。
大阪都市模型の全体像。梅田、難波、御堂筋、中之島エリアにおける10階建て以上の建物を1/1000で立体化しています。ガラスで覆われていないのが良い感じ。
梅田周辺を東側から俯瞰。大林組が設計・施工に関わった主要プロジェクトは透明のモデル、それ以外は半透明のモデルで区別されているようです。
梅田スカイビルとグランフロント大阪。うめきた2期地区の進展が楽しみになります。
西梅田周辺。梅田ダイビルと明治安田生命大阪梅田ビルの配置がおかしいので、警備の人に軽く告げておきましたが直してもらえるかどうかは不明。
中之島周辺を東側から俯瞰。中之島フェスティバルタワーの模型はありません。
中之島周辺を西側から俯瞰。建設中のダイビル本館や堂島 ザ・レジデンス マークタワーの模型があります。新ダイビルは旧建築のままです。
南海難波駅周辺。さすがになんばパークスの造形は気合いが入っています。
GALLERY Oは大阪市中央区北浜東4-33、大阪大林ビル1階ロビーにて平日の午前8時~午後9時まで開放されています。この大阪都市模型は一見の価値がありますので、ぜひ訪れてみて下さい。地下鉄・京阪北浜駅から徒歩5分程度です。
一部新しいビルが再現されていなかったり、天王寺・阿倍野周辺が切れてしまっていたりと少し残念な点もありますが、あべのハルカス周辺の模型は近鉄大阪阿部野橋駅構内に展示されていますので合わせて楽しむのがベストかもしれません。