阪急阪神ホールディングス(HD)は、阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)が入る「大阪神ビル」の建て替え事業に着手する方針を固めた。市道を挟んで南隣に建つ「新阪急ビル」との一体的な開発を目指す。(引用元:毎日新聞)
大阪神ビル(阪神百貨店)と新阪急ビルの一体的再開発が再スタートするようです。この計画は数年前に発表されましたが、2011年2月の報道で一旦延期する方針と伝えられました。梅田阪急ビル(阪急百貨店)の建替えが2012年秋に完了することから、ようやく着手のメドが立ったということでしょう。これは嬉しいニュースです。
阪神百貨店梅田本店の入る大阪神ビル。JR大阪三越伊勢丹のオープン、大丸の増床や阪急百貨店の建替えが相次ぎ、阪神は後れをとる形になってしまいました。
ダイヤモンド地区の全景。左下の野宴と書かれたビルが新阪急ビルです。
以前の報道では先に新阪急ビルを建替えて阪神百貨店の仮店舗とし、次に大阪神ビルの建替えに着手するとのことでした。おそらくこのあたりの計画は変らないものと思われます。大阪市と協議している市道の上空利用によって新ビル2棟を連結、さらに隣の商業ビル、イーマとの導線を工夫すればさらに利便性が高まるでしょう。
気になる新ビルの規模ですが、以前の報道では梅田阪急ビル(187m)とツインタワーにしたいというコメントが出ていましたので、1棟はおそらく同クラスの超高層ビルになるのではないかと思います。敷地面積を考えるとトリプルタワーを期待したいところです。ぜひ大阪駅前のランドマークに相応しいものを作って欲しいですね。