久しぶりに展望台からの眺めシリーズです。
アパホテル大阪肥後橋駅前は地下鉄肥後橋駅に直結した超高層ホテルです。その最上階にはベトナム料理のレストラン、チャオ・サイゴンがあり、屋外のテラス席からは大阪市内の素晴らしい眺めを楽しむことができます。
アパホテル大阪肥後橋駅前の外観(左)。地上30階建て、高さ106.4m、横から見るとまるで板のように細い高層建築で、狭い敷地ながら859室を抱えています。
JR大阪駅、梅田方面の眺め。ビルの隙間からは大阪ステーションシティの大屋根も見えています。右側で建設中のビルは中之島フェスティバルタワー。多くの再開発ウォッチャーの方々がここから定点観測されています。
超高層ビルが林立する西梅田方面。ハービスOSAKAやブリーゼタワーが目立ちます。手前側が現在いくつかのプロジェクトが立ち上がっている堂島地区です。この空白地帯が埋まれば梅田~中之島地区の高層ビル群が一体化することになります。
中之島3丁目方面の眺め。左から関電ビルディング(195.45m)、中之島ダイビル(160m)、中之島三井ビル(140.15m)と密着するように並んでいます。その北側ではダイビル本館(108.19m)が建設中です。近年の大阪を象徴する一枚。
淀屋橋と中之島東部方面の眺め。堂島川の北側にはタワーマンションが増えてきました。背後には大阪ビジネスパーク、大阪アメニティパークといった副都心の高層ビル群が建ち並び、景観的にも厚みが増してきたように感じます。
これから熱くなりそうな大阪市役所です。秋のダブル選で橋下徹市長が誕生するのでしょうか。大阪市民が大阪都構想に対してどんな判断を下すのか注目です。
東方向、大阪都心方面の眺め。手前には大同生命大阪本社ビルや新石原ビル(石原産業本社)といった重厚なオフィスビルが建ち並んでいます。
大阪都心部に林立する超高層マンション。左が現在マンションとして日本一の高さを誇るThe Kitahama(209m)、中央が淀屋橋アップルタワーレジデンス(152m)、右がシティタワー大阪(170m)です。人口の都心回帰を象徴する存在。
南方向、肥後橋~難波方面の眺め。中央に聳えるのはD’グラフォート 大阪 N.Yタワー HIGOBASHIという高さ150.7mの超高層マンションです。都心部に建てるならこうあるべきという秀逸なデザインだと個人的には思っています。
チャオ・サイゴン、テラス席の様子。隔てるのはガラス一枚という開放感で最初に訪れた時は本当に驚きました。近くに職場があったら毎日通ってるかもしれません。
チャオ・サイゴンのテラス席、その2。気候の良い時期に大都会の景色を眺めながら食事というのも乙ですね。ここなら夜景も最高に綺麗に見えると思います。
以上、アパホテル大阪肥後橋駅前からの眺めでした。他所ではあまり見られない構図が多く、展望スポットとしての価値も非常に高い場所だと思います。チャオ・サイゴンは平日のランチなら1,000円でハーフバイキングを楽しめますので、機会があればぜひ訪れてみてください。料理も美味しく、ベトナム人?の店員さんも愛想が良くて感激しました。撮影にも協力していただいて本当に感謝です。
今回の写真、実は数ヶ月前に撮影していたのですが、何故かその存在を完全に忘れていました。中之島フェスティバルタワーの記事を書く時に1枚使用してそれっきり。まだある程度新鮮なうちに掲載できて良かったと思っています。