1969年より大阪砲兵工廠の跡地利用として開発構想がスタートした大阪ビジネスパーク(OBP)。1990年代には大阪の副都心としての地位を築きましたが、以降しばらく開発が停滞していました。しかし東日本大震災の影響によりバックアップ拠点としての需要が高まり、一気に複数の大型プロジェクトが進行。2021年4月に竣工した京阪神OBPビルの完成をもって全ての空地が埋まり、1986年のツイン21完成から実に35年をかけて全体の開発が完了しました。
大阪城石垣から見るOBPの全景。統一感があって非常に美しいビル群です。
大阪城の青屋門、大阪城ホールの後ろに2019年完成の読売テレビ新社屋が見えています。
2017年に開業したJO-TERRACE OSAKAとOBP。このように周辺でも新しい街並みが誕生しています。
第二寝屋川に映るOBPのビル群。水都大阪といえば中之島をイメージしますが、洗練度ではこちらも負けていません。
2019年に竣工した読売テレビ新社屋。全面から光が溢れ出すような構造が非常に美しいビルです。
2017年に完成したオプテージビル(旧名称はケイ・オプティコムビル)。こちらも非常に明るい光のタワーとなっています。
OBPのシンボル的存在となっているツイン21。基壇部のデザインやシンプルな高層部は今見ても近未来感があります。
格子で覆われたデザインとオレンジ色のライトアップが美しい大阪東京海上日動ビル。
大阪東京海上日動ビルを見上げる。このビルはOBPの中でも特に異彩を放っています。
最新のデータセンター2棟。左が2015年に完成したKDDI大阪第2ビル、右が2021年4月に完成した京阪神OBPビルです。
寝屋川に架かる北橋から見るOBP。左側のデッキは京橋駅方面とOBPを結ぶ大阪城京橋プロムナード。
玉造筋側から見るOBP。SFの無機質な近未来都市のイメージが出る構図です。
大坂橋から見るOBP。寝屋川に映るビル群はいつ見ても絵になります。
最後に再開発の完了を区切りとして、約10年ぶりにOBPの夜景動画を制作しました。遠景から近景まで、あらゆる場所から眺めたOBPの夜景を収録しています。ぜひ街歩きをするようにゆったりと見て頂ければ幸いです。
以上、大阪ビジネスパーク(OBP)の夜景でした。最初期に完成したツイン21はもう築36年。いずれは既存ビルの再・再開発も検討されるような時代になっていくと思います。梅田地区の大阪駅前第1ビル~第4ビル等もそうですが、街並みに良い新陳代謝が生まれていくことを期待します。
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