大阪地下街株式会社はホワイティうめだの一部エリアを耐震性向上や老朽化対策のため大規模改修する計画を発表しました。場所は泉の広場を含むホワイティうめだ2期エリアで、2019年5月に閉鎖・着工し、11月下旬に完成予定。専門用語でスケルトン工事と呼ばれる実質的な建て替え工事に相当するものだそうです。
リニューアル工事着工前の泉の広場の様子。この噴水は2002年にリニューアルされた3代目で、イタリア・ミラノの彫刻家が映画「ローマの休日」に登場するスペイン広場などを参考にデザインしたそうです。
泉の広場の歴史が紹介されたパネル。私は初代の噴水は見たことがなく、2代目の時代の噴水はよく覚えています。もしかしたら撮影していたかもと思って過去の写真を探したのですが見つかりませんでした。
撤去までの期間を利用して様々なイベントが行われました。最終週は卒業証書と記念撮影できるパネルを設置。
リニューアル後のイメージ。、シンボルとなる生命の木「WATER TREE」を中心に周囲をLEDで装飾。色は時間帯により変化し、床には水面が揺らめくような演出が施される予定です。空間デザインはネイキッドが手がけます。
以上、泉の広場リニューアル前の様子でした。これから各地で1970年代あたりに完成した施設のリニューアルが行われていくと思います。補強しながら活用するという方向性もありますが、大規模災害時のことを考慮すると時には大胆な刷新も必要になります。令和元年に生まれ変わる新しい泉の広場に期待しましょう。