淀川河川公園の夜景といえば梅田方面のビル群が見える十三~塚本にかけてのエリアが定番ですが、足を伸ばせば他にも面白いスポットがいくつかあります。そのうちの一つが天神橋筋六丁目駅から北へ1kmほどの場所にある長柄地区で、堤防上からは西中島~新大阪周辺のビル群や水道記念館が良く見えます。
淀川河川公園 長柄地区の夜景。ほとんど人の気配は無く、静かな時間が流れています。遠くにはJR東海道本線(京都線)の架橋が見えています。
新大阪方面の夜景。淀川河川敷の特徴はやはりこの開放感でしょう。
静かな淀川の流れ越しに見える新大阪の高層ビル群。伊丹空港の高さ制限がある為、100m前後で延床面積の大きい重厚なオフィスビルが多く建っています。
新大阪の高層ビル群。マイナーですが個人的には非常に大好きな構図。
サイバーな外観とライトアップが美しいキーエンス本社ビル(高さ111m)。手前は大阪を代表する近代建築の一つ、大阪市水道局 水道記念館(柴島浄水場)。
水道記念館のライトアップ。大正3年~昭和61年まで大阪市の主力ポンプ場として使われていました。赤煉瓦と御影石の外観が美しい近代建築です。
長柄橋のライトアップ。天神橋筋の一部となっている全長656.4mのアーチ橋です。
以上、淀川河川公園 長柄地区からの夜景でした。ここの撮影はおそらく10年ぶりくらいになりますが、景観的にはレム新大阪ができたくらいで、ほとんど変わっていませんでした。まだまだポテンシャルを秘めたエリアだと思うので、おおさか東線の延伸やリニア中央新幹線の開業に向けて、再開発が活性化することを望みます。