2016年9月16日、近年外国人観光客が急増している梅田スカイビルの39階に新しい展望エリアが誕生しました。以前は飲食店の一部として壁に覆われていたスペースを一般に開放したもので、ビルの設計を手掛けた原広司氏が「宇宙船が飛び立った跡」をイメージしたという空中庭園展望台の中心部を眺めることがでます。
下から見上げる梅田スカイビルの夜景。まるでSFの世界のようにも見えます。世界的にも評価されているこのビルの独創性は何年たっても色褪せることがありません。
新エリアが整備された39階の様子。空中庭園展望台のチケット売り場とお土産コーナー、レストラン等があり、このフロアまでは無料で入ることができます。
「空中クレーター ~飛び去った宇宙船」と題された解説文。設計の核ともいえる空中庭園のデザインについて、原広司氏のコメントを交えて書かれています。
新設された展望スペースの様子。1周約65mの環状になっています。
雨の水滴が付いていて微妙な写真となりましたが、窓からは空中庭園の中心部を見ることができます。屋上のスカイウォークを見上げる形になりダイナミックです。
39階からは南側の景色を見ることができます。こちらは以前からある展望窓ですが、営業的には閉鎖されてもおかしくなかったので、残されたのは有り難いです。
売店では梅田スカイビルの3D立体パズルが販売されていました。価格はお手頃ながら、完成後はかなり大きくなるので、飾る際は置き場所に困るかもしれません。
以上、梅田スカイビル新展望スペースの様子でした。屋上のスカイウォークと合わせて、特徴的なビルの構造をより深く楽しむことができます。このスペース自体の固有名称は無いようで、公式サイトのフロアマップでもshop SKY 39(売店)の一部という扱いになっているようです。新エリアの整備でさらに魅力が増した梅田スカイビル、今後も大阪を代表する観光スポットとして君臨していくのではないでしょうか。