2020年1月18日、京セラドーム大阪南側の尻無川河川敷に「タグボート大正 (TUGBOAT TAISHO)」が開業しました。大正区と民間企業が連携し、大阪ベイエリアの活性化を目的に建設した複合商業施設で、船上レストランなど飲食テナント16店舗が先行オープン。2020年中には日本初の川に浮かぶホテルやシェアアトリエがオープン。さらにユニバーサルスタジオジャパンまでの定期船の運行が始まる予定で、月間5万人の集客を目指しています。
岩松橋から西方向を望む。左側にタグボート大正、右側にスーパービバホームや京セラドーム大阪があります。視線の先には岩崎橋とJR大阪環状線の岩崎運河橋梁。日没後のトワイライトが非常に美しい一日でした。
タグボート大正の全景。川に浮かぶ船上レストランが目を惹きます。全面開業時には岩崎橋方面まで繋がる予定です。
対岸の大阪ドーム南公園より。予想以上に洗練された水辺空間が広がっていました。
船上レストラン「PEZZERIA DA DOTS」。非日常がコンセプトのピッツェリア(ピザ専門のイタリア料理店)です。
西側はフードホールとなっており、沢山の飲食店をハシゴして楽しむことが出来ます。
岩松橋の南側から続くエントランス。JRおよび大阪メトロ大正駅からのアクセスは非常にスムーズです。
エントランス付近には弁当屋さん「THE MARKET BENTO」とカフェ「MONDIAL KAFFEE 328 TUGBOAT」があります。
親水デッキから船上レストランへのスロープを望む。中之島の新施設だと言われても分からないくらいお洒落ですね。
ハンバーガーや焼鳥、クラフトポテト、サワー、クラフトビール、担担麺、たこ焼きなどの専門店が多数入っています。
川沿いにも座席が用意されており、気候の良い時期には屋外のテラス席で一杯飲めそうです。
タグボート大正のロゴ。西側にはライブスペースがあり、音がフードホール全体に伝わるようになっています。
最後に動画で水辺とライトアップが調和した夜の雰囲気を感じて頂ければ幸いです。
以上、タグボート大正の夜景でした。さながら中之島バンクスのような洗練された親水空間は想像以上の出来栄えでした。飲食店が23時まで営業していることもあり、京セラドーム大阪のイベント終了後など、かなりの集客が期待できるのではないかと思います。この施設は堂島川や道頓堀川が中心だった大阪の水辺整備の流れが尻無川や木津川方面へと広がっていく契機になりそうです。日本初という川辺に浮かぶホテル「Water Hotel PAN AND CIRCUS(仮称)」の開業も楽しみですね。
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