グランフロント大阪の建設状況です。
グランフロント大阪はJR大阪駅北側に広がる梅田北ヤード(うめきた)で建設が進んでいる先行開発区域の全体名称です。三菱地所など12社が合同で建設する4棟の高層ビルに、オフィスやホテル、ナレッジキャピタル、商業施設、分譲マンションが入居する関西最大級の複合再開発プロジェクトです。2013年春開業予定。
グランフロント大阪の完成予想パースです。
阪急グランドビルから見たグランフロント大阪。左から順番にAブロック(179.5m)、Bブロック南タワー(175.2m)、Bブロック北タワー(154m)、グランフロント大阪オーナーズタワー(174.2m)です。梅田スカイビルが完全に見えなくなりました。
AブロックとBブロック南タワー。Aブロックは既に最高部まで到達し、塔屋部分やヘリポートの形が見えてきました。Bブロック南タワーも間もなく最高部まで到達するでしょう。エメラルドグリーンのようなガラスの色合いがとても綺麗です。
インターコンチネンタルホテルの入るBブロック北タワーと分譲マンションのグランフロント大阪オーナーズタワー。先の2棟に比べると少しペースが遅いような感じです。果たして来春の開業に間に合うのか少し心配になってきました。
東側、新阪急ホテル前からの様子。手前のヨドバシカメラ駐車場も再開発が予定されています。クレーンがあったので何か動き始めたのかなと思いましたが、ヨドバシ梅田の屋上で何か作業をする為のものだったようです。こちらも続報に期待です。
北側、中津付近からの様子。一番左が分譲マンションのグランフロント大阪オーナーズタワー。第2期分譲まで終えた段階で90%以上の成約率とのこと。関西で最高額となる4億円超の物件をはじめ、1億円超の物件が50戸以上売れているそうで大変驚きました。こんな所でも昨今の格差社会を感じずにはいられません。
これほどの数のクレーンを一度に見ることは今後中々できないかもしれませんね。
西側、梅田スカイビル付近からの様子。手前に広がる2期地区の利用方法はまだ決まっていませんが、橋下市長はリニア中央新幹線の誘致を目指し暫定的に緑地として活用することを検討している模様。ぜひ臨機応変に対応して欲しい所です。
阪急グランドビルから見たJR大阪駅周辺の俯瞰。手前のクレーンは梅田阪急ビル(阪急百貨店)の2期工事。完成すれば延べ床面積8万4000㎡と日本最大級の百貨店となります。こちらは2012年度中の開業を予定しています。