2014年後半に開業が予定されているThe Wizarding World of Harry Potter(ハリー・ポッターの魔法の世界)の建設状況です。開業以来最大の投資額となる巨大プロジェクトの発表から1年以上が経ち、徐々にその姿を見せ始めていました。
昨年のクリスマス以来、久々に訪れたUSJ。子供向けエリアのユニバーサル・ワンダーランドの好調が続いていることもあって、パークは大盛況でした。
USJの平面駐車場から見るハリー・ポッターエリア。ライドアトラクションの入る大きな建物(左)と、外観上の特徴となるホグワーツ城の主塔が見えます。
骨組みによって塔の高さや外観がイメージできるようになってきました。
USJの立体駐車場から見るエリアの全景。ホグズミード村が再現される部分など、エリアの広さが良く分かります。ここはウォッチングに最適な場所だと思います。
主塔の高さは発表されていませんが40~50mくらいはあるのではないかと思われます。夜間は安全上の観点からライトアップ等の措置が行われるかもしれません。
ホグズミード村の街並みが再現される部分。右端に少し骨組みが出来ていました。
ホテルユニバーサルポートから見たパークの様子。ホグワーツ城は全体的に低層なUSJの施設群の中で、一際シンボリックな建物になることは間違いありません。
右側に見えるアトラクションの建物はスパイダーマン以上の大きさがありそう。
この角度だとホグワーツ城の塔の並びが分かりやすいかも知れません。左下の方を良く見ると、お城の台座部分となる岩場の装飾工事が始まっています。
今年2月頃からJRゆめ咲線にラッピング電車が導入されています。開業の1年以上前から走らせる所に、新テーマエリアに懸けるUSJの意気込みが伝わってきます。
スーパーオフィシャルホテルとなる(仮称)ホテルユニバーサルグランドタワーの建設予定地。2015年開業予定ということで、そろそろ動きがあるかもしれません。
こちらはベストウェスタン プレミアホテル大阪ベイの建設予定地。基礎~1階部分の工事で放置されている状況です。このまま中止になってしまうのでしょうか。
やはりホグワーツ城の外観が見えてくると、どんどん期待値が高まっていきますね。このまま景気回復が続けば絶好のタイミングでオープンできる可能性もあり、そうなれば年間1,500万人クラスの集客も決して夢ではないかもしれません。
ただ懸念を感じたのはハリー・ポッターエリアの建設によって西側に追いやられた駐車場の不便さです。立体駐車場からだとゲートまで15分以上歩くことになります。これでは桜島駅から一駅歩くのとほとんど変わりません。子供やお年寄りのことを考えると、せめて炎天下の時期くらいは送迎バス等を導入した方が良さそうな気がします。