USJにハリーポッターのテーマエリア 2014年開業予定

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは本日午後1時、The Wizarding World of Harry Potterを日本でオープンすることを、ワーナー・ブラザーズ、ユニバーサル・パークス&リゾーツとともに発表しました。(引用元:プレスリリース)

米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市)を運営するユー・エス・ジェイは、2001年の開業以来、初となる拡張工事を行う方針を固めた。テーマパーク部分の面積は現在の39ヘクタールから1~2割増え、東京ディズニーランド(51ヘクタール)に迫る。(引用元:読売新聞)

USJ エントランスゲート

USJ ロデオドライブ

2010年にフロリダのユニバーサル・オーランド・リゾートにオープンしたハリーポッターのテーマエリア(現地名ハリー・ポッターの魔法の世界)がUSJにも登場するようです。USJとしては初のパーク拡張、投資総額は約450億円、2004年にオープンしたアメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライドが140億円ですので、ざっとその3倍超の投資となります。この投資額には正直驚きました。

USJ ウォーターワールド
駐車場を立体化して一部を新テーマエリアの用地として利用するとのことで、おそらく上の写真の左側部分、ジュラシックパークとウォーターワールドの間に新テーマエリアへ繋がる導線が整備されるのではないでしょうか。

※後日追記:工事が始まったのは上記の場所ではなく、駐車場の東側でした。ジョーズとユニバーサル・ワンダーランドの間に新エリアへの通路が整備されるようです。

フロリダではホグズミード村の街並みやホグワーツ魔法学校の建物、屋内型のライドアトラクション(現地名ハリー・ポッターと禁じられた旅)、さらにローラーコースターが2本あるようで、日本版がどこまで再現されるかにも注目です。映画が題材で、かつ子供から大人までを虜にするファンタジー的な世界観、これらは現在のUSJに最も必要とされている素材なのかもしれません。そういう意味でも期待大です。

USJではこれまでもスパイダーマンやローラーコースターなどの新アトラクションを追加してきましたが、既存の敷地内での新設ということもあり、全体として規模が拡大したという印象がほとんどありませんでした。今回ようやく拡張に向けて動き出すということで、パークが狭いという弱点がある程度緩和されるのではないかと思います。

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