開業が迫るグランフロント大阪以外にも梅田では様々なプロジェクトが進行中です。しばらく桜関連の撮影で忙しくて記事の更新が追いつかず、取材は3月上旬とかなり古いですが、ボツにするのも勿体ないので、まとめて簡単に紹介しておきます。
■ (仮称)清和梅田計画
梅田第一ビルと旭屋書店本店を一体的に建て替える計画。地上21階建て、高さ106.15mの高層オフィスビルとなる。2015年3月竣工予定。
敷地を上から見た様子。躯体工事開始までかなり時間がかかっている模様。
(仮称)清和梅田計画の完成予想図。
梅田阪急ビルや大阪富国生命ビルに近く、スカイラインの厚みが増しそうです。
■ MBS毎日放送本社ビル 新館
毎日放送本社ビル隣接地に建設中の新館の様子。地上15階建て、高さ88.983m、外観はほぼ完成しています。2014年春グランドオープン予定。これによりUSJスタジオを閉鎖、機能移転が行われます。さらに現本社ビルの改修も予定されています。
■ 茶屋町地区地区計画
A-1地区ではヤンマーグループ新本社ビルの建設がスタート。地上12階建て、高さ70.73m、2014年9月竣工予定。地下2階~地上4階が商業フロアとなります。
現在は基礎工事が行われています。間もなく本体工事が始まるでしょう。
ヤンマーグループ新本社ビルの完成予想図。
南側A-3地区では阪急イングス館の後継として梅田OPA、H&M等が開業します。
A-2地区には常翔学園の教育関連施設が建設予定です。今のところ規模や施設構成等は発表されていません。北側には比較的新しい高層ビル群が林立しています。
■ 大阪マルビル緑化プロジェクト 緑の大樹
建築家、安藤忠雄氏の協力を得て大阪マルビルの壁面を10年かけて緑化する計画。大阪のシンボルとなる緑の大樹を目指す。低層部がシートで覆われました。
大阪マルビル緑化プロジェクトの完成予想図。
■ ザ・セントラルマークタワー
地下鉄中津駅前の世界長ビル・ホーコクビル跡地の再開発計画。地上37階建て、高さ122.5mのタワーマンションが建設中。2015年6月竣工予定。
ザ・セントラルマークタワーの完成予想図。
■ 堂島ザ・レジデンス マークタワー
中之島と梅田の中間辺りで建設中の堂島ザ・レジデンス マークタワーの様子です。地上39階建て、高さ138.17mの超高層マンション。2013年10月竣工予定。
既に最高部まで到達。オフィスビルのような外観で周囲に溶け込んでいます。
以上、梅田周辺の再開発状況でした。これらに加えてヨドバシ新ビル(150m)、梅田1丁目1番地計画ビル(阪神百貨店建替え)(190m)、大阪中央郵便局建替え(187m)等の大型再開発が控えており、まさに集積が集積を呼ぶ好循環サイクルになっているようです。一体この街はどこまで進化していくのでしょうか。