2005年に開業したドン・キホーテ道頓堀店の観覧車「えびすタワー」。様々なトラブルもあり2009年8月から営業を休止していましたが、観光客から多数の要望があったということで、このたび約10年ぶりに運行が再開されました。今回、運良くオープン前の先行試乗会に当選したので早速夜景を撮影してみました。
えびすタワーの全景。楕円形のレールを採用した世界初の観覧車だそうです。約2億5千万円をかけて改修したということで、ライトアップも完全に復活しています。
乗り場の様子。最初は北向きに座りますが、登り始めると内部でくるっと一回転して南向きとなります。このギミックも観覧車の大きな特徴となっています。
座席が南側を向くと一気に眺望が開けます。最高地点の高さは77.4m。眼下には千日前の繁華街、遠くには難波のビル群や通天閣、あべのハルカスが見えます。
構造上の見せ場となるのがこの楕円形のカーブ部分。キャビン内を水平に保つため、角度に合わせて座席部分が動きます。言葉では中々伝わりにくいですね。
背中側となる梅田方面はちょっと姿勢が苦しいのですが、窓があるので一応景色を見ることはできます。乗車される方はぜひこちら側も楽しんでみて下さい。
道頓堀川とえびすタワー。インバウンドによる特需に沸く道頓堀エリアのランドマークとして、これからも多くの観光客に親しまれていくことでしょう。
最後は動画です。座席に安全バーで固定される構造上、さすがに窓の映り込みが酷いですが何とか制作しました。カーブ部分の角度調整の様子も収録しています。
以上、道頓堀大観覧車 えびすタワーからの夜景でした。開業直後に一度乗ったことはありますが、当時とは景観が大きく変わったこともあり、また新しい感動がありました。同じように休止した建物一体型アトラクションとしてナンバヒップス(namBa HIPS)のフリーフォール「ヤバフォ」もありますが、こちらもぜひ復活させてほしいものです。
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