梅田北ヤードに8万人スタジアム構想

W杯決勝でも使用可!梅田北ヤードに8万人スタジアム構想cache

大阪駅北地区(梅田北ヤード)2期部分にサッカーのワールドカップ決勝戦会場としても使用可能な8万人規模の新スタジアムを10年後をメドに建設する構想が浮上しているというニュースです。

大阪駅北地区(梅田北ヤード)の俯瞰
大阪駅北地区(梅田北ヤード)の俯瞰。青い部分が2期開発地区。

すぐには信じ難いですが、「地元自治体と競技団体が検討を進めており・・・」の記事部分を見ると「大阪市」あるいは「大阪府」が関わっているということでしょうか。それにしてもオリンピック誘致の失敗や、世界陸上大阪大会の不振を見てもまだ懲りてないんでしょうかね。その前に舞洲や夢洲の空き地を何とかすべきだと思いますが。

ラグビーW杯の決勝やサッカーW杯決勝なんて終われば何も残りません。それに8万人収容のスタジアムを作ったとしてもサッカーW杯決勝クラスの試合は結局何らかの措置が図られて首都圏開催になるに決まってます。それならいっそのこと丸ごと都市公園にしてしまった方がよっぽどマシだと思います。

ちょっと批判的に書きましたが、2期地区開発の具体案が出たことは良い傾向かもしれません。今の経済状況では1期地区のような高層ビルが林立する開発は不可能だと思いますので、やはり何らかの目玉集客施設は必要になります。仮にスタジアムを作るとしても「なんばパークス」のように全面を屋上緑化して都市公園化するのはアリだと思います。このニュースは、これから様々な議論が交わされていくきっかけになりそうな気がします。

参考記事: ゴリモンな日々 | 大阪駅北2期開発はどうすべき?

(追記)
上で「大阪市あるいは大阪府が関わっているのでしょうか」と書きましたが、その他のニュースを見ると、「日本サッカー協会が大阪市に打診する予定」とのことです。つまり大阪市側ではまだ何にも検討していないということになります。コンペや以前に作成された基本計画を唐突に無視するのかとヒヤヒヤしました・・・。