■梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)
阪神百貨店本店の入る大阪神ビルと南側に隣接する新阪急ビルを、高さ190mの高層ビルへと一体的に建て替える再開発計画のスケジュールが阪急阪神HDから発表されました。I期(現新阪急ビルと大阪神ビル東側部分)が2018年春の竣工、II期(現大阪神ビル西側部分)が2022年春の竣工予定となっています。
新たに公表された完成予想図。以前のパースよりも洗練された外観になりました。高層棟の中央部に縦のラインを設けることでスマートな印象になっている感じです。
2014年3月現在の様子。今年秋にも新阪急ビルの解体が始まります。
■常翔学園 梅田キャンパス
大阪工業大学等を運営する常翔学園が茶屋町の旧梅田東小跡地に建設する新キャンパス計画。地上22階建て、高さ125メートルの高層ビルに同大学の新しい学部や摂南大など系列大学のサテライトオフィスが入居する。2016年秋竣工予定。
常翔学園 梅田キャンパスの完成予想パース。
2014年3月現在の様子。整地が終わり着工を待っている状態です。
■ヤンマー新本社ビル
ヤンマーグループ本社ビルの建替えプロジェクト。地上12階建て、高さ70.73m、2014年9月竣工予定。地下2階~地上4階は商業フロアとなります。
ヤンマー新本社ビルの完成予想パース。
■ヨドバシ梅田2期地区
ヨドバシカメラがマルチメディア梅田の北側の所有地に建設を計画している新商業施設。高さ150mクラスの超高層ビルとなる予定で、店舗、ホテル、オフィスを中心に、会議場や広場、観光バスの発着所も新設される。2015年の開業を予定。
ヨドバシ梅田2期商業施設の完成予想パース。
2014年3月現在、まだ駐車場として稼働しており着工の気配はありませんでした。
グランフロント大阪、あべのハルカスという超大型施設の開業で一旦落ち着いた感のある大阪の再開発ですが、続々と新たな計画が始動しています。三大都市圏の公示地価も上昇傾向を見せ始めている為、今後ますます不動産の流動が活発になるでしょう。まもなく梅田北ヤード2期地区の全体構想も見えてくると思います。