高さ300mとなる日本一の超高層ビル、あべのハルカスの全館開業日が2014年3月7日に決定したという公式発表がありました。2013年6月13日に近鉄百貨店の一部、10月10日にウイング館の一部が先行開業と、グランドオープンに向けて着々と準備が進んでいる本プロジェクトも、とうとう最終段階に入ってきました。
近畿日本鉄道は22日、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の全面開業日を来年3月7日に決めたと発表した。これまで「来年春」としていた。高さ約288メートルの展望台やホテルがオープンし、近鉄百貨店本店も全ての売り場が新装開業する。(引用元:MSN産経)
あべのハルカスの外観。高さ300mの威容は見る者を圧倒する。
2014年3月7日に開業するのはあべのハルカス近鉄本店の全館、大阪マリオット都ホテル、展望台のハルカス300の3施設となっています。残るあべのハルカス美術館は3月22日の開業、オフィスフロアは2月から入居が始まるようです。
最も注目を集めるであろう展望台のハルカス300ですが、大阪 at Nightのこれまでの経験を元に、照明の配置、光量や展望窓の構造など、いくつかのアイデアを提案させていただきました。おそらく南港のコスモタワー展望台に負けない超絶景の夜景スポットになると思いますので、個人的にも非常に期待しています。
あべのハルカスの開業は、これまで影に隠れていた天王寺・阿倍野エリアを名実ともに大阪第3のターミナル繁華街に押し上げる可能性を秘めています。高さ日本一の売り文句は全国メディアでも伝わり易いですし、既に観光地として定着している新世界と連動させることで、更に観光客を呼び込めるのではないかと思います。