大阪府が鉄道などの交通網を環状型に整備する交通体系の見直し案をまとめたことが分かった。大阪モノレールは2050年の完成を目標に堺市まで延伸するほか、JR桜島線も大阪湾岸部の南港を経由し、長居駅(大阪市住吉区)までつなげることで「第2大阪環状線」と位置づける。(引用元:毎日jp)
大阪府の見直し案(記事より)。阪神高速の延伸予定部分が描かれていて分かりづらいのですが、重要なのは赤色の部分と緑色の部分です。
大阪モノレールとJR桜島線延伸に関する大阪府の見直し案が府市統合本部の議題に上るそうです。大阪モノレールの堺方面延伸は元々計画されていたので驚きはありませんが、伊丹空港から西へ延伸する案には驚きました。そしてJR桜島線は南港経由で長居までの延伸を検討し第2環状線と位置づけるとのこと。
大阪モノレールは今のままでは中途半端なので延伸すべきだと思います。南側は中央環状線沿いで土地の取得もしやすいでしょう。まず第一段階として八尾市の久宝寺あたりまで伸ばせば、それなりの需要が見込め、大阪東部の南北移動がかなり改善されるのではないでしょうか。JR桜島線は南港の発展次第ですね。
松井・橋下体制になってどんどんプランが出てくるのは面白いのですが、収支や財源を全く無視した夢物語(失礼)が多くて正直辟易しつつあります。やみくもに大風呂敷を広げるのではなく、まず優先順位を決めて、これをやると決めたら一直線に突き進んで欲しい。でないと何一つ実現できない可能性すらあります。
とりあえず鉄道に関してはなにわ筋線を最優先に取り組むべきだと思います。