千里中央 よみうり文化センターの再開発計画

読売新聞大阪本社などは20日、「よみうり文化センター 千里中央」(大阪府豊中市)を建て替えると発表した。跡地には核となる大型商業施設を誘致するほか、スイミングスクールや医療系テナントが入居。地上54階の高層分譲マンションも建設する。(引用元:スポニチ)

株式会社読売新聞大阪本社と讀賣テレビ放送株式会社(以下「よみうりグループ」)は、関西電力株式会社、関電不動産株式会社、MID都市開発株式会社の三社(以下「関電グループ」)を共同事業者として、「よみうり文化センター(千里中央)」(以下「現施設」)の建て替えによる再整備事業(以下「本事業」)に着手することとし、本日、本事業の環境影響評価方法書を大阪府に提出しました。(引用元:関西電力プレスリリース)

千里中央駅に隣接するよみうり文化センター千里中央が建て替えられるようです。詳細は記事の通りですが、注目は地上54階建ての超高層分譲マンションですね。階数だけを見れば現在日本一の高さのマンションであるThe Kitahama(大阪市中央区、高さ209m)やクロスタワー大阪ベイ(大阪市港区、高さ200m)と同等で、添付資料によればザ・千里タワーを大きく超える約190mとのこと。

よみうり文化センター 千里中央
よみうり文化センター千里中央の外観。前回の取材時にたまたま撮影していたものです。右端にはザ・千里タワー(50階建て、高さ164m)が建っています。

よみうり文化センター再整備事業 01
添付資料より。計画には上の写真左手前の駐車場部分も含まれているようです。

よみうり文化センター再整備事業 02
添付資料より。郊外で190mは相当な規模です。全施設の完成は2019年を予定。

千里中央駅周辺は街全体がリニューアルの時期に入っていることもあって、今後も新たな再開発計画が出てくる可能性があります。特に駅ビルのせんちゅうパルや周辺の商業施設は築40年を超えるものが多いので、いつ動きがあってもおかしくない状況です。今回の計画がある種の契機になってくれれば面白いですね。

参考リンク:
大阪の高層マンション一覧
よみうり文化センター千里中央の建替え計画が浮上!地上54階建ての高層分譲マンションも建設!(Re-urbanization ~大阪再都市化~)