ライトアッププロムナードならの続きです。
東大寺は華厳宗の大本山であり、本尊として安置されている盧舎那仏(いわゆる奈良の大仏)は全国的に有名です。ライトアッププロムナードの期間中は南大門、中門、大仏殿といった主要な歴史的建築物がライトアップされます。
東大寺 南大門のライトアップ夜景。現在の建物は正治元年(1199年)に再建されたものです。宋国から伝えられた大仏様(天竺様)といわれる建築様式で有名。
南大門に安置されている金剛力士像(仁王像)です。こちらは左側にある阿形像で運慶、快慶の作品。1988年からの解体修理によって正確な作者が判明しました。
金剛力士像(仁王像)。こちらは右側にある吽形像で定覚、湛慶の作品。
東大寺 中門のライトアップ夜景。両脇から伸びる回廊のライトアップも美しいです。現在の建物は享保元年(1716年)頃に再建されたものです。
鏡池越しに見る中門と大仏殿のライトアップ夜景。いわゆる東大寺定番の構図として有名です。中門の手前にある木が少し邪魔なんですけどね。
東大寺 大仏殿(金堂)のライトアップ夜景。中に安置されている大仏は743年、聖武天皇の詔によって造立を開始、752年に開眼供養が行われました。
やはり奈良観光の中心となる寺院だけあって、夜の風景も本当に見ごたえがあります。大仏も写真に収めたかった所ですが、いつも夜間特別拝観のタイミングを逃してしまうので、また次の機会に頑張ってチャレンジしたいと思っています。