MIDNIGHT OSAKA (真夜中の大阪市内)

今回はちょっと趣向を変えて、深夜の大阪(ミッドナイト大阪)というテーマで書いてみようと思います。私が夜景写真を撮る時は、街が最も輝いている時間帯を狙って撮影するのですが、あえてそのセオリーを外してみようというのが今回の趣旨です。

夜景撮影は平日(特に金曜日)の夜、大体19時~21時くらいが鉄板です。この条件だとオフィス街、繁華街、住宅街の全てに明かりが灯り、夜景は最高の状態となります。21時以降になると少しずつオフィス街の明かりは消え始め、深夜になると繁華街、住宅街の明かりも消えていきます。以下、街が眠りについた後の夜景写真です。

真夜中の大阪都心
深夜2時ごろの大阪市内です。撮影はホテル大阪ベイタワーから。深夜とはいえ大都会なので空は明るいといえば明るいですね。

真夜中の大阪(梅田~中之島)
深夜の梅田~中之島の様子です。ビルのライトアップは消え、赤い航空障害灯だけが点滅しています。街が眠りながら呼吸しているというイメージ。

真夜中の大阪(梅田)
深夜の梅田方面です。普段はハービス大阪、茶屋町アプローズなどオレンジ色のライトアップが特徴的な夜景も、この時間は静かな空気が流れています。

真夜中の大阪(中之島)
深夜の中之島方面です。深夜のオフィス街は独特の雰囲気があります。明け方にテレビを点けるとこんな感じの夜景が映っていることがありますよね。

真夜中の大阪(難波)
深夜の難波方面です。難波は広範囲に繁華街が広がっているので、梅田や中之島に比べれば全体的に明るいような気がします。

真夜中の大阪(通天閣)
深夜の通天閣です。白のラインだけは一晩中点灯しているようです。

真夜中の大阪(阪神高速)
深夜の阪神高速大阪港線です。真夜中でも物流関係の車は動き続けています。こうやって我々の便利な都市生活を支えているんですね。

以上、深夜の大阪夜景でした。いつもの夜景写真が晴れの舞台だとすれば、今回は舞台裏みたいな感じですね。写真は少し古いものを使用しましたが、普段見ている夜景とは全く違う街の表情があって面白かったです。

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