今年のゴールデンウィークも残り僅かになりました。高速1,000円ということで、ここぞとばかりに遠出をした人も多かったのではないでしょうか?私の場合、混雑が大嫌いなので遠出を避け、近場でのんびりと過ごすことにしました。世間では16連休を取らされたという方もいるようで、100年に一度と言われる大不況を実感する今日この頃です。
さて夜景ブログなのに夜景の記事がほとんどないじゃないか!というご指摘を頂きそうな予感がしてきましたので、今回は久々に夜景関連の記事です。メインサイトで通天閣展望台からの夜景を更新しましたので、ついでに新世界周辺を歩いてきました。
新世界の夕暮れです。通天閣のライトアップは下町のシンボルタワーとしての存在感を主張します。相変わらず観光客が多く、写真を撮っていると溶け込んでしまいます。
新世界の街並みと通天閣の夜景、定番の構図です。今はこんな所にも巨大なビリケンさんがいるんですね。「づぼらや」のフグ看板と張り合ってます。
フグ看板の真下から。その奇抜さのおかげか、外人さんからの注目度も高いようです。
通天閣展望台から難波の夜景です。なんばパークスの高層ビルや、建設中のマルイト難波ビルが目立ちます。遠くには梅田の高層ビル群が広がっています。
この通天閣展望台ですが、ここからの夜景撮影はかなり難しいです。理由は3つあり、展望窓が傾斜していて三脚が使えないこと、窓がとても汚れていること、ガラスフィルムに空気が入ってまだら状になっていることです。これは他の展望台でも良くあることなのですが、通天閣の場合はタワーをライトアップしている強烈な光が、傾斜した窓の汚れに反射して白く写ってしまうのです。またガラスフィルムが綺麗に張られていないので、ピントも手ブレ対策もバッチリなのに、どこかピントが外れたようなボヤけた写真になることが多いです。
これが他の展望台と比べて通天閣からの(まともな)夜景写真を見る機会が圧倒的に少ない理由です。観光客には道頓堀と並んで大阪No.1と言えるほどの知名度があり、眺望もかなりのものであることを考えると非常に寂しいところです。(以前は営業時間の問題もありましたが、これは営業時間の延長によって解決されています)
通天閣展望台からの夜景撮影に挑戦しようという方は、上記のことを踏まえて装備品を整えていってください。特に吸盤型の固定用具は必須です。