今回は交野市の交野山(こうのさん)からの夜景です。標高341mの山頂に観音岩と呼ばれる巨大な岩があり、その上から大阪~京都にかけての大パノラマが楽しめる絶景スポットとして有名です。夜間のアクセスが困難なのにも関わらず訪れる人が絶えないという点で、なるかわ園地のぼくらの広場と良く似ています。
岩の表面を見ると様々な文字が刻まれています。交野山が七夕伝説の発祥と言われる機物神社の奥宮であり、修行の地であったことを偲ばせます。
それでは観音岩に登っていきましょう。最初は少し度胸が要ります。
観音岩の先端。この先は完全に絶壁となっており、落ちたら大変なことになると思います。景色を見るだけならまだしも、写真を撮るのは正直かなり怖いです。
交野市街地。2010年に開通した第二京阪道路が夜景のアクセントになっています。手前に見えるグラウンドやドームは交野市の総合体育施設、いきいきランド交野。
アクセス方法は昼間の場合、府道7号(枚方大和郡山線)沿いのいきものふれあいの里駐車場からハイキングコースを20分程度登るのが最短ルート。駐車場は午後4時15分に閉門するので、夜間はその手前あたりの道幅が広い場所に駐車するしかありません。府道7号はあまり道が良くないので運転にはご注意下さい。
地図を見ると交野カントリークラブまで行きたくなりますが、周辺道路は私道のため一般車両通行禁止となっています。ハイキングコースには案内板があり、良く整備されているので特に問題はありません。ただし山頂付近にハシゴのような階段を登る場所がありますので、運動靴の着用を推奨。もちろん夜間は懐中電灯が必須です。