大阪・中之島夜景散歩 Vol.6 ほたるまち & 中之島4丁目

シリーズ中之島夜景散歩。第6回目は堂島川沿いのほたるまち国立国際美術館のある中之島4丁目周辺の夜景をご紹介します。

ほたるまちは旧阪大病院跡地の再開発計画により誕生した複合型施設です。かつて水都OSAKA α(アルファ)プロジェクトと呼ばれたこの計画は、居住文化賑わいという3つの要素をテーマにした事業コンペを経て2008年に開業しました。

ほたるまち全景
ほたるまちの全景夜景。堂島川沿いの新しい街にふさわしく、水辺の開放感を生かした施設配置となっています。右側に建つ大阪中之島合同庁舎の街区と一体化され、遊歩道やほたるまち港が整備されました。

朝日放送新社屋の夜景
情報・文化の要素を担う朝日放送新社屋堂島リバーフォーラムの夜景。朝日放送は福島駅北側の大淀地区から全面移転してきました。多目的ホール、堂島リバーフォーラムの壁面ライトアップも綺麗です。

The Tower Osaka 夜景
居住の要素を担う超高層タワーレジデンス、The Tower Osaka(ザ・タワー大阪)の夜景。地上50階、高さ177.7mの規模を誇る、ほたるまちのランドマーク的存在。上から見ると扇形のような変わった形をしています。

ほたるまち 夜景 01
ほたるまち中庭のイルミネーション。開業当初は噴水のようなものがありましたが、現在は植え込みになっています。この中庭から全ての施設に直結しています。

ほたるまち 夜景 03
賑わいの要素を担う商業施設、堂島クロスウォークの夜景。スーパーやフィットネスクラブ、医療関連等の各種施設があり、街の暮らしを支えています。

ほたるまち 夜景 02
The Tower Osakaの1階部分は堂島クロスウォークの一部となっており、カフェやレストランが並んでいます。特徴的な屋根によって住宅階と上手く分離されています。

朝日放送の大階段
木の風合いを生かした壁面が特長的な朝日放送の大階段。ほたるまちの西側エントランスになります。左が社屋、右がABCホールです。

国立国際美術館 夜景 01
中之島4丁目、国立国際美術館の夜景。万博公園から移転、2004年に開館しました。建築家シーザー・ペリの設計、全ての施設を地下に収めたユニークな美術館です。知らない人は何かのモニュメントだと思ってしまうでしょうね。

国立国際美術館 夜景 02
うさぎの耳のようにも見える不思議な外観はライトアップも綺麗です。公式サイトによると竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージしたとあります。良く分かりませんが、確かに何か伸びやかなものを感じさせるのは事実です。

大阪市立科学館 夜景
国立国際美術館の隣にある大阪市立科学館の夜景。ここはプラネタリウムが人気で、休日などは早めに行かないと一杯で入れないこともあります。

N4.Towerと大阪大学中之島センター
大型再開発の波が押し寄せる中之島4丁目の夜景。左は新しい高層マンション、N.4 Tower、右は大阪大学中之島センターです。手前には大阪市立近代美術館の建設予定が、奥側には京阪・大林 中之島共同開発プロジェクトが控えています。

数回に渡ってお送りしてきた中之島夜景散歩も次回で最終回です。中之島の西端にあたる中之島5丁目~6丁目周辺の夜景を紹介する予定です。