1976年完成以来、長らく大阪駅前の顔として親しまれてきた大阪マルビルが、建替え工事のため2023年5月31日をもって全館の営業を終了しました。大阪マルビルは地上30階建て・高さ約123mの超高層ビルで、周りに高いビルが無かった竣工当時は本当の意味で大阪のランドマークとして君臨していました。今後は2023年夏頃より解体工事に着手し、新ビルは2030年春の完成を目指しています。
このたび「46年間お疲れ様でした」の感謝を込めて、大阪第一ホテルが稼働していた頃の最後の勇姿を数回に分けて紹介します。まずは外観編です。
以上、大阪マルビル見納めシリーズの外観編でした。やはり特徴的なのは円柱型の形状と屋上のサインで、マルビルの名称に恥じない強烈な個性を放っていました。将来できる新しいビルも何らかの形で今のイメージを残すのではないかと思います。
次回はホテルを含めた内観編をお届けする予定です。