しばらく花火の動画ばかりの更新が続いてましたので、そろそろ普段通りのブログに戻していこうと思っています。公開できていない写真は沢山ありますが、まずは8月25日に富田林市で行われた富田林寺内町燈路からご紹介します。
大阪府下唯一の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている富田林寺内町周辺を行灯でライトアップするこのイベント、以前から何件もリクエストを頂いていたのですが中々訪れる機会がなく、今年ようやく参加することができました。
近鉄富田林駅の南側一帯に広がる地内町の様子。江戸時代から昭和初期の町屋が多数現存しており、静かで風情のある佇まいを現代に伝えています。
日が落ち始めると徐々に行灯の光が浮かび上がり、幻想的な世界へ。
寺内町中心部を南北に縦断する城之門筋。日本の道100選に選定されています。
富田林寺内町発展の中心的役割を担ってきた興正寺別院です。浄土真宗興正寺派のお寺で、地元の人からは御坊さん(富田林御坊)として親しまれています。
興正寺別院の境内の様子。背後にあるのが寛永15年(1638年)再建の本堂です。
城之門筋の様子。左側の建物は興正寺別院の鐘楼、右には妙慶寺があります。
富田林寺内町燈路、こんなブログをやっていながら初めての参加となりましたが、本当に素晴らしいイベントでした。大阪は本当に奥が深い街だと改めて実感しました。これだけの街並みを保存および維持してきた行政と地元の人達の努力に心から敬意を表したいです。また来年もこの時期に開催されると思いますので、興味のある方はぜひ訪れてみて下さい。後日動画バージョンも公開する予定です。