近鉄百貨店阿倍野本店の建替えプロジェクトとして建設が進んでいる高さ300mの超高層ビル、あべのハルカス。2012年6月14日、鉄骨が263mに到達し、りんくうゲートタワービル(大阪府泉佐野市、256m)と大阪府咲洲庁舎(大阪市住之江区 256m)を抜いて西日本一の高さになったと報道されました。
ここまでくると次の大きな区切りは日本一となる300m到達時、そしてビルの完成時くらいとなりますので、前回の取材からあまり日数が経っていませんが、様々な角度から眺めた写真特集を組んでみました。枚数が多いので解説は最低限にします。
あべのハルカスの完成予想パース。
天王寺公園から。ビルの造形が最も良く分かるのはこの角度でしょう。
JR天王寺駅とあべのハルカス。JR西日本もいつか近鉄に対抗して欲しいものです。
阿倍野橋から見たあべのハルカス。新しい歩道橋も全体像が見えてきました。
近鉄百貨店新館の壁面が覆われ、外壁デザインの統一工事が始まっています。
ビル壁面の高さ掲示は早くも高さ西日本一の表示に変わっていました。
あべのハルカスを西側から見上げる。もはや首が痛くなるくらいの角度です。
駅前にそびえ立つ2つのタワー。左側は2012年2月に開業したあべのnini。
同じくあべのniniとのコラボレーション。高さは3倍くらいの差があります。
あべのキューズモールから。この角度だとシンプルなオフィスビルに見えます。
新世代と旧世代が入り乱れるあべの筋。この混沌も街の魅力なのかもしれません。
新しく開通した金塚東4号線(旧あべの銀座)。阿倍野の変貌ぶりは凄いです。
天王寺バイパスからのシルエット。左側はシティタワーグラン天王寺。
公式パンフレットに掲載されていた夜間ライトアップの様子。周囲をやさしく包み込むライティングデザイン。夜景サイト運営者としては完成が楽しみで仕方ありません。
以上、あべのハルカスの写真特集でした。現時点でも既に圧倒的なランドマーク性を誇るあべのハルカス、今秋には300mに到達し横浜ランドマークタワーを超える予定です。地元沿線住民の繁華街だった天王寺・阿倍野エリアが大阪を代表する第3の繁華街として認識されるようになる日が近づいてきているのかもしれません。