浮見堂と奈良国立博物館のライトアップ夜景

ライトアッププロムナードならの続きです。

前回までの記事でライトアップが行われている主要な神社仏閣を紹介できましたので、今回はその他のプログラムとなら燈花会の様子を紹介しようと思います。

奈良 浮見堂 ライトアップ夜景 01
奈良公園の鷺池に浮かぶ浮見堂のライトアップ夜景。水面に映る光が幻想的な夜景です。貸しボートもあり、奈良では有数のデートスポットとして有名です。

奈良 浮見堂 ライトアップ夜景 02
浮見堂のライトアップ夜景 その2。背後には高円山が見えていて、奈良大文字送り火との組み合わせも絶妙だそうです。ちょっと暗いですが写真の右上の方にある三角形の木々の無い部分に「大」が浮かび上がります。

奈良国立博物館 なら仏像館 ライトアップ夜景
奈良国立博物館 なら仏像館(本館)のライトアップ。フレンチルネサンス風の建築物で片山東熊の設計により明治27年に完成。国の重要文化財に指定されています。

奈良国立博物館 仏教美術資料研究センター ライトアップ夜景
奈良国立博物館 仏教美術資料研究センターのライトアップ。宇治の平等院鳳凰堂をモチーフに、玄関には唐破風、窓枠にはイスラム風の意匠を取り入れた個性的な建物です。こちらも国の重要文化財に指定されています。

なら燈花会 2011 01

なら燈花会 2011 02
毎年8月上旬に行われるなら燈花会の様子。奈良公園一面がろうそくの灯で照らされ、神秘的な雰囲気に包まれます。2011年の来場者数は92万7千人と過去最高を記録しました。もはや押しも押されもせぬ夏の風物詩です。

近鉄奈良駅前 行基像
奈良観光の起点になることの多い近鉄奈良駅前の夜景と行基菩薩像。行基は聖武天皇の治世、東大寺の大仏建立に尽力した僧で、日本最初の大僧正として知られています。行基像は絶好の待ち合わせスポットになっています。

数回に渡ってお届けしてきたライトアッププロムナードならですが、これで全てのプログラムを紹介できたと思います。個人的にもこれだけゆっくりと回ったのは初めての経験でした。ライトアッププロムナード自体は2011年9月25日まで開催されていますので、涼しくなってからゆっくり楽しむのもいいかもしれません。