先日の記事で着工開始をお伝えした阿倍野再開発A1地区A2棟(仮称)阿倍野プロジェクトの紹介サイトがオープンしていました。
その中でCGムービーが公開されており、完成後の様子が臨場感たっぷりに描かれています。これまで断片的なイメージは公開されていましたが、映像になると外観をはじめ内部の様子や規模の大きさが良く分かります。以下はCGムービーからの引用です。
(仮称)阿倍野プロジェクトの計画地です。ターミナルに近く非常に好立地です。
地下鉄阿倍野駅方面からの俯瞰です。南北に長いですね。
裏側(あべのグラントゥール側)からの俯瞰です。建物はL字型になっています。
阿倍野歩道橋から続く2階モール入り口付近です。吹き抜けで開放感があり、歩道橋から自然に施設内に導いていこうという意図が感じられます。
モール内部です。イオンモールやアリオのようなイメージですね。巨大ターミナルに似合うかどうかはまだ未知数です。
かなり良いと思ったのがこのムービングウォーク付き地下通路です。これで地上、地下、2階歩道橋と3通りの導線を確保しています。範囲が狭いと言われてきた天王寺・阿倍野地区ですが、かなりの回遊性が期待できるのではないでしょうか。
正直な所、大阪経済がどん底の時代に策定された計画ですので、本当は巨大ターミナルには似つかわしくない施設なのかもしれません。もしコンペがあと5年遅ければ高層ビル、高層マンションが林立する再開発案件になっていた可能性が高いです。
ただムービーを見ると分かるように、東急不動産は相当な気合を入れているようです。それだけこの天王寺・阿倍野地区のポテンシャルが高いということであり、大阪第3の繁華街としてさらに成熟していくことを期待しましょう。