今回は梅田にあるHEP FIVE 大観覧車からの夜景をご紹介します。
ビルの上の観覧車は今でこそ珍しくありませんが、1998年の開業当時は世界初であり、前回紹介した梅田スカイビルと供に梅田のランドマークとして親しまれています。
観覧車の最高高さは地上106m。100m以上のビルが林立する梅田界隈にあっては正直大した高さではありません。しかし地上から徐々に視界が開けていく様子は素晴らしいもので、その点は観覧車独特の風情があります。
HEP FIVE 大観覧車の搭乗口。搭乗前に記念撮影があり、降りた後で購入することが可能です。テーマパークと同じシステムですね。
最初に目に飛び込んでくるのが大改造された新しいJR大阪駅、大阪ステーションシティです。南北の駅ビルの間がドームで覆われている様子が良く分かります。
さらに上空から俯瞰撮影。2011年5月の開業に向けて着々と工事が進んでいます。
ドーム下の光っている部分が一部通行可能となっている橋上駅舎。完成すれば大阪駅の南口から北口広場まで一気に抜けられるようになります。
南側、阪急百貨店方面の夜景。開業当初は開けていたこちら側の視界も、今となっては窮屈なものです。左側の黒いビルは完成直後の大阪富国生命ビル。
北側、阪急梅田駅~茶屋町方面の夜景。私鉄最大規模のターミナル、阪急梅田駅の屋上は駐車場になっています。今後、梅田北ヤードと茶屋町周辺の導線をいかに構築していくかが発展の鍵となるでしょう。写真中央右に見えるヤンマー本社あたりに北ヤードから東西道路が繋がるという都市計画があります。
茶屋町周辺の夜景。いつの間にか本格的な超高層ビル街になっていました。中央左で建設中のマンションはジオ グランデ梅田。ほぼ最上階まで組み上がっていますが、これが完成すれば長年の懸念だった茶屋町再開発がついに完結します。
奇抜なデザインのチャスカ茶屋町。12月22日にMARUZEN&ジュンク堂梅田店が開業、日本最大の売り場面積(6,800㎡)を誇る超大型書店が誕生します。
以上、クリスマス・シーズンに乗られる方も多いと思いますので、ガイドも兼ねて紹介してみました。観覧車内は冷暖房完備、真冬でも快適に空中散歩を楽しむことができます。これからの季節は特に夜景が綺麗ですので、ぜひ乗ってみて下さい。