国際宇宙ステーション(ISS)で活動されている野口聡一さんが、日本実験棟「きぼう」から撮影した世界各地の写真をTwitter上で公開されています。
世界中の写真がありますが、ここでは日本の三大都市圏の夜景をピックアップしてみました。画像のクリックで掲載元のページへ飛びます。移動先の画像上にマウスカーソルを合わせて「View full size」をクリックすれば、より大きな画像になります。
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名古屋広域だけ画像の倍率が違いますが、各都市の繁華街の位置や道路網の様子が一目瞭然です。特に東京の銀座周辺や三大副都心(新宿、渋谷、池袋)、大阪の梅田、難波、名古屋の名駅、栄周辺は強烈な光を放っています。放射状に広がる東京の独特な都市構造に対して、大阪、名古屋は碁盤の目上の区画になっているのも良く分かります。それにしても関東平野は巨大ですね。
こうやって上から見ると大都市圏における行政区画の無意味さを感じずにはいられません。日本の場合、光の繋がる都市圏全体が一つの街といってもいいくらいです。今話題の大阪都構想なんかも結局は大阪府内での再編であって、本当はもっと広域な視点で考えるべきなんじゃないか?と思えてくる訳です。それがいわゆる道州制ということになるのでしょう。
野口さんのTwitpic上にはまだまだ沢山の写真が掲載されていますので、興味のある都市を探してみてはいかがでしょうか?空撮をはるかに超えた眺望は宇宙飛行士ならではの特権ですね。もし自分が同じ立場になったら興奮して写真を撮りまくっていると思います。生きている間に一度は肉眼で宇宙からの景色を見てみたいです。