ライトアッププロムナードならの続きです。
興福寺は以前紹介した薬師寺と同じく法相宗の大本山であり南都七大寺の一つです。奈良公園周辺では東大寺、春日大社と並んで観光の中心となっている寺院で、ライトアップされた五重塔の様子が非常に美しいです。
興福寺の夕景です。猿沢池から見る興福寺は定番の構図で、池の周りの柳もライトアップされています。燈花会の時期だったのでろうそくの火も灯っていました。
興福寺五重塔と東金堂の夜景。五重塔は730年に創建、現在の塔は1426年頃に再建されたもので、高さは50.8mと京都の東寺五重塔に次ぐ2番目の高さです。
間近から塔を見られるのも興福寺の特徴。南側から白色の光、北側からオレンジ色の光でライトアップされているので、見る角度によって全く違った印象を受けます。
興福寺は昔から何度も訪れていますが、この周辺に来ると奈良に来たなぁという実感がわいてきます。観光客は多いのですが京都とはまた違うのんびりとした雰囲気が好きです。それは奈良が日本人の心の故郷のような場所だからかもしれません。