今年のお盆休みは奈良の夜景を中心に撮影してきました。
春日大社では8月14~15日に中元万灯籠が行われ、境内にある3000基の灯籠に火が灯りました。15日は奈良大文字送り火も同時に行われるということで、強行スケジュールとなりましたが何とか無事に撮影することができました。
春日大社 南門のライトアップです。入場制限されていたので、ここに辿りつくまでにも結構時間がかかってしまいました。普段はお目にかかれない貴重なライトアップ。
春日大社 中元万灯籠の様子です。大文字送り火の撮影が控えていたので、時間の都合で有料の特別拝観は利用せず、外側から頑張って撮影しました。
灯籠は一つ一つデザインが異なり、寄進した人の名前や年号などが書かれています。800年前から行われている伝統行事だけあって、どこか神秘的な感じがします。
春日大社参道の玄関口となる一之鳥居です。ライトアッププロムナードならの期間中は美しいライトアップが施され、朱色が夜空に映えます。
一之鳥居 その2。春日大社からでは奈良大文字送り火は近すぎて見え辛いので、大急ぎで奈良公園内の見晴らしのいい場所まで行かなければなりません。この移動は事前に地図でルートを確認しておかないと結構大変だと思います。
午後8時から行われた奈良大文字送り火の様子です。残念ながら点火の瞬間を見ることはできませんでしたが、高円山にくっきりと大の字が浮かび上がっていました。
奈良大文字送り火は昭和35年から奈良県出身の戦没者供養の為に行われるようになったそうです。火床の数は108個、人間の煩悩の数と同じです。
次回以降は世界遺産である古都奈良の文化財の美しい夜景、そしてライトアッププロムナードならの様子を写真と動画でじっくりと紹介していこうと思っています。