2010年3月31日をもって展望台としての営業を休止した鶴見緑地展望塔(いのちの塔)が花博20周年記念事業「花らんまん2010」の一環で、4月29日~5月5日まで無料開放されています。園内では花博にちなんだ様々な催しが行われています。
いのちの塔は高さ90m、展望フロアは60mに設けられ、大阪周辺を360度見渡すことが出来ます。今回が見納めになる可能性もあるので、ここから見る大阪の街を記録しておきたいと思って登りました。
いのちの塔の外観です。EXPO’90花博のシンボルタワーでした。あれからもう20年、誰もがバブル景気に浮かれていた当時が嘘のように感じます。
午前中にも関わらず既に行列で入場制限が!普段は本当にガラガラだったので驚きました。やっぱりみんな最後の見納めという感じなのでしょう。
展望フロアの様子。みなさん当時の思い出を語り合ったり、写真を撮ったりとそれぞれに楽しんでいました。でも支柱が邪魔をして外は見辛いんですよね。
中央噴水と生き生き地球館。五月晴れの連休とあって大盛況でした。
大芝生。花博開催中は大規模な遊園地があった所です。こうやって見ると鶴見緑地は大阪城公園よりも遊びやすそうです。
水の館ホール。常に様々なイベントが行われています。鶴見スポーツセンター(体育館)にもなっています。
咲くやこの花館。花博のパビリオンとして唯一そのまま残っている施設です。世界最大の花、ラフレシアが展示されていたのを覚えています。今もあるのかな?
いのちの塔2階には花博関連の資料があります。これは基本理念の紹介。画像で読めるように掲載しておきました。
花博で展示されていた国際庭園の一覧。今でもそのまま見られる庭園もありますが、一部は老朽化が激しいです。
花博のマスコット「花ずきんちゃん」。チューリップをモチーフにしています。当時は街中にこのキャラクターが溢れていました。今見てもかわいらしいキャラだと思います。
花博の模型がありました。左端中央にいのちの塔、上のほうが遊園地「マジカルクロス」。万博に本格的な遊園地を併設するというバブル期ならではの施設でした。人気No.1の風神雷神は熊本グリーンランドへ移築されました。
少しでも懐かしいと思われた方は、連休中にぜひ鶴見緑地へ!
次回は街の眺めを紹介します。
参考リンク: 鶴見緑地・花博再び(大阪情報サロンⅡ)