大阪駅北側で建設が進むヨドバシ梅田2期地区のビル名称が「ヨドバシ梅田タワー」に正式決定しました。建築計画のお知らせが掲示された時点でヨドバシ梅田タワーの仮称が付いていたので特に驚きはありませんが、わかりやすいシンプルな名称に落ち着いたと思います。
・建物名称を「ヨドバシ梅田タワー」に決定 約200店舗を集積する複合商業施設として大阪駅前に新たなランドマークが誕生(ヨドバシ.com)
低層部は約200店舗を集積する商業施設、高層部は大阪市内最大級となる1000室規模のホテル阪急レスパイア大阪となります。2019年秋の開業に向けて建設工事は大詰めを迎えており、外観はほぼ完成しています。この新しいランドマークが果たして梅田の景観にどのようなインパクトをもたらすのか、ヨドバシ梅田タワーを含めた周辺の夜景を撮影してみました。
阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋から見るヨドバシ梅田タワー。
芝田1交差点より。曲線を描く2棟が連結するダイナミックなデザイン。接続部分にはガラス張りのアトリウムのような建物が設けられる予定です。公式のイメージ図では新阪急ホテル方面へのデッキも描かれていますが、おそらく建設はかなり先のことになるでしょう。
北西側より。低層部は1期棟からシームレスに接続されており、まるで最初から一つの建物だったかのようです。グランフロント大阪南館からは2階レベルで接続される予定です。
ノースゲートビルディング屋上より。高層棟中央部にある凸状の部分とヘリポートがデザイン上のアクセントになっています。
阪急グランドビルより。この角度からだとグランフロント大阪の一部のようにも見えます。
これまで芝田周辺には大きな高層ビルがなかったので、この空白地帯の上空が埋まることによるインパクトはやはり非常に大きいと感じました。またホテル阪急レスパイア大阪が開業することにより、同系列の新阪急ホテルを含めた玉突きの大型再開発も見えてくるでしょう。うめきた2期地区を含め、梅田の変貌はまさに止まらないといった状況になりそうです。