大阪港の南側一帯には大正12年(1923年)に住友倉庫によって建設された赤レンガ倉庫群が建ち並びます。現在は大阪市によって活用策が検討されており、2013年度の公募によりクラシックカーミュージアムを中心とした集客拠点として整備されることが決定しました。2014年秋のオープンを予定しています。
現在の築港赤レンガ倉庫の様子。2000年には海岸通ギャラリーCASOがオープン。新施設の整備後はこの撮影場所が駐車場として使用されるようです。
右側が2階建ての旧200倉庫、左側が旧300倉庫です。おそらく旧200倉庫がカフェやレストラン、旧300倉庫がミュージアムや展示販売場になると思います。
現在、倉庫群の周囲はフェンスで覆われ非公開となっていますが、外観の一部がライトアップされており、かつての重厚な雰囲気を漂わせています。
赤レンガ倉庫の海側には安藤忠雄事務所設計の人工地盤と親水護岸が整備されました。再開発後には新たな賑わいが生まれるのではないかと思います。
今は穴場的な夜景スポットですが、将来は人気のデートスポットになりそうです。
以上、築港赤レンガ倉庫の夜景でした。長年にわたって活用策を検討されてきたかつての産業遺産がようやく日の目を見ることになりそうで、新施設のオープンが今から非常に楽しみです。計画では天保山からのシャトルバスも運行されるそうで、天保山・築港エリアのポテンシャルがさらに発揮されるようになるのではと思います。