夜景動画シリーズ、阪神高速 泉大津PA パノラマルームを公開しました。
少し前に堺泉北臨海工業地帯の夜景シリーズの一つとして紹介した泉大津PAの夜景。今回は海側パーキングビル11階にある展望台、パノラマルームからの眺望を中心に、夜景スポット全体の雰囲気を伝えられるような動画を作成しました。
泉大津PAも映像化のリクエストが多かったスポットなのですが、ここの展望窓には色の濃い紫外線カットフィルム(大体ND4フィルター相当)が貼られており、以前のカメラだと夜景動画の撮影は非常に困難でした。そこで新しく導入したEOS 6Dの高感度性能を使って一体どこまでやれるのか、実験的な意図を持って撮影してみました。
結果はご覧のとおり、通常の夜景スポットと同様の明るさで撮影することができました。展望台からの夜景は全てISO16000~ISO25600という常用域を超えた拡張感度での撮影です。超高感度なので当然細部の描写は苦しいですが、画面全体として破綻を感じさせないのがEOS 6Dの驚異的な所です。おそらく泉大津PAのまともな夜景映像は史上初でしょう。個人的にも一つの目標を達成できたような感じです。
以下、おまけとして2013年版の夜景写真を少し掲載しておきます。
阪神高速湾岸線とセントハーバーシティ。眺望的には以前から大きな変化はありません。泉大津PAを代表する構図ですが、色々な意味で完成されていると思います。
阪神高速湾岸線、関西空港方面の夜景。車の流れを見ていると癒されます。
連絡橋と陸側パーキングビルの夜景。背後には泉大津市街が広がる。
堺泉北臨海工業地帯の夜景。背後には大阪市内の高層ビル群が並ぶ。
臨海工業地帯越しに見えるあべのハルカスを超望遠で捉える。周りの高層ビルよりも頭二つ抜きん出た存在感を誇っています。工事も大詰めの段階に入ってきました。
肉眼ではまず見えない明石海峡大橋を強引に写しこんでみました。
パノラマルームの様子。現在はフロア全体がブルーの照明になっており、サイバーな雰囲気を演出しています。こういう斬新なデザインも民営化の影響でしょうか。
さて泉大津PAからの夜景、いかがだったでしょうか。都市の要ともいえる高速道路の夜景はジャンクション等も含めてファンが多く、やはり人を惹きつける何かがあるのかもしれません。パノラマルームの開放時間は午前6時から午後10時まで。非常に綺麗な夜景スポットですので、ドライブの休憩がてらにぜひ訪れてみて下さい。
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