ヨドバシカメラが、国内最大の家電量販店「マルチメディア梅田」(大阪市北区)の北側に隣接する所有地に、新ビルを建設する方針を固めたことが11日、分かった。平成25年春にも着工する。衣料品などを扱う大型専門店を誘致して大型商業施設とすることを検討し、早ければ27年にも開業する見通し。(引用元:MSN産経ニュース)
長らく駐車場として利用されてきたヨドバシ梅田北側敷地の再開発がようやく動き出しました。コンペの時には150m程度の高層ビルが計画されていましたが、その後の景気低迷をうけて事実上無期延期状態になっていた場所です。ヨドバシ梅田の開業が2001年ですから既に10年越し、待ちに待った朗報という感じです。
敷地面積は約7千平方メートル、地図を見るとヨドバシ梅田の敷地と同じくらいの面積で、道路と歩道の拡幅や公開空地が用意されるにしても、かなり大型の施設が建設可能です。早ければ2013年春の着工、2015年開業予定。規模の詳細は不明ですが、以前噂のあった新阪急ホテルの移転を前提とした共同開発であれば、高層化される可能性もあるのではないかと思われます。ぜひそうなって欲しいのですが。
記事ではJR大阪駅とヨドバシ梅田を結ぶ歩行用デッキの整備も検討されているということで、大阪駅北側の移動がとても便利になりそうです。建設中のグランフロント大阪、計画中の大阪神ビル、新阪急ビルの建て替え、そしてヤンマー本社、阪急イングスを含めた茶屋町再開発など、梅田地区の商業集積が止まりません。この街は一体どこまで進化していくのでしょうか。ますます目が離せなくなりそうです。