今回は趣向を変えて、少し過去の夜景写真を掲載してみます。
過去といっても6~7年前、私がデジタルカメラで夜景撮影を始めた頃になります。
当時の未熟なコンパクトデジカメのデータを、最新の画像処理技術で現像することで、当時のコンデジとは思えないほど、クリアーな仕上がりになっていると思います。
まずは大阪駅前から
2002年末の大阪駅前夜景です。西梅田の「ハービスエント」、「ヒルトンプラザ・ウエスト」が少し組み上がり始めています。この頃はまだ「ハービス大阪」の根元まで見えていますね。大阪マルビルには360°の電光掲示板が健在、阪神百貨店の外装が綺麗になったのもこの頃です。
こちらは2003年末の大阪駅前。「ハービスエント」、「ヒルトンプラザ・ウエスト」は完成に近づいています。左端では「関電ビルディング」(当時は新関電ビルと呼ばれてました)も姿を現しています。そしてマルビルの電光掲示板は取り外され無残な姿に・・・。多くの人が電光掲示板の復活を待ち望んでいました。
2003年夏頃の阪急、阪神百貨店前の夜景です。こちらは阪急百貨店以外、特に今と大きく変わってないですね。当時は阪急百貨店が高層ビルになるとは全く想像も出来ませんでした。近い将来、阪神百貨店も建て替えられたら貴重な一枚になるでしょう。
2003年夏頃の北浜周辺です。左の方に「大阪証券取引所ビル」の建設現場が見えます。まだ入居の始まっていない真っ暗な「シティタワー大阪」、当時は西日本一の高さを誇る高層マンションでした。まさか少し北側に「The Kitahama」が建つとは・・・。大阪都心部に高層マンションブームの到来を告げる一枚と言えそうです。
2002年夏頃の難波方面です。「なんばパークス」の外観は見えていますが、まだ開業1年前、内部では大工事が行われていたことでしょう。右手前には「日本橋電気街」、赤地にNマークの「ニノミヤ」、黄色い「ナカヌキヤ」等、今となっては懐かしい看板が目立ちます。梅田方面の高層ビル群も今と比較すれば、まだ発展途上です。
以上、数枚ですが過去の大阪夜景コレクション、いかがだったでしょうか?初心に戻る為にも、たまには過去の写真を見つめなおすのも悪くないと思いました。この時代から徐々に大阪の景気は回復し、街並みは大きく変貌していきます。大阪人には底知れぬパワーがあります。現在の不況もきっと乗り越えて新たな発展へと繋がっていくでしょう。
また面白い写真があれば第二弾やりますね。