4年ぶりに開催された天神祭 船渡御&奉納花火 2023

2023年7月24日~25日、天神祭が4年ぶりに通常の規模で開催されました。本宮の夜には久々に船渡御と奉納花火が行われ、大阪の夏を彩る風物詩がようやく帰ってたという実感が湧きました。少しですが現地の様子を写真と動画を紹介します。

天神祭 船渡御 2023年7月25日 01
太鼓と鉦で祭りの到来を告げる天神祭では唯一の手漕ぎ船、どんどこ船。子若(こわか)と呼ばれる小中学生たちが勇壮な掛け声に合わせて勇ましく船を漕いでいく様子は、天神祭を代表する風景です。
天神祭 船渡御 2023年7月25日 02
午後6時を過ぎると徐々に台船の数が増え始め、お祭りはどんどん盛り上がっていきます。
天神祭 船渡御 2023年7月25日 03
菅原道真公の御鳳輦(ごほうれん)を乗せた船。天神祭の神事を象徴する船でもあります。
天神祭 船渡御 2023年7月25日 04
おなじみ日清食品の台船。チキンラーメンのひよこちゃんがとても目立ちます。
天神祭 船渡御 2023年7月25日 05
ライトアップされた川崎橋。日没時刻を過ぎると本宮の夜はクライマックスに差し掛かっていきます。
天神祭 奉納花火 2023年7月25日 01
4年ぶりに打ち上がった奉納花火。にわかに来場者の歓声が上がりました。
天神祭 奉納花火 2023年7月25日 02
花火は2箇所から打ち上げられます。この位置からだと南側の花火が良く見えました。
天神祭 奉納花火 2023年7月25日 03
花火の光が水面に反射して大川が幻想的な雰囲気に包まれます。
天神祭 奉納花火 2023年7月25日 04
2箇所の打ち上げ場所から次々とバリエーション豊かな花火が展開されていきます。
天神祭 奉納花火 2023年7月25日 05
手前にある造幣局の壁面にレーザーで文字を描く演出も同時に行われていました。
天神祭 奉納花火 2023年7月25日 06
大川を行き交う船団と奉納花火。ようやく大阪の夏が帰ってきたような気がします。
船渡御の様子と奉納花火を収録した動画です。怒濤のフィナーレはノーカットで収録しています。

以上、日本三大祭の一つ、天神祭の様子でした。2日間の来場者数は前回より1万7000人増の132万1000人(主催者発表)ということで、現地は本当に大変な盛り上がりでした。今年の特徴としては来場者に外国人の方が非常に多く、私の周りでも多種多様な言語が飛び交っていました。それはコロナ禍で失われた日本の観光需要が回復しつつある証でもあり、2025年の大阪・関西万博に向けて、非常に良い傾向ではないかと思います。